21 ビビデバビデブー!
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エースと一緒に入ったお店やさん。
たしかエースが「オカルト系」って言ってた。オカルト系にはナースのリリーたちが好きな占いも入る。
マルコ曰く『信じる人は信じるし信じない人はオカルトって呼ぶジャンル』らしい。
その占い?系のグッズがたくさん置いてあった中の大きい大きい鏡。
「それは魔法の鏡なんだよ」っておじさんが言って、エースが鼻で笑ってたら光りだした。
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「………君は…?」
あかい髪の人のヒザのうえにいる。
まわりを見渡すと、皆んな同じような格好をしてる。
…これ知ってる、エースとハルくんに教えてもらったトランプの模様。
「君、どこから来たんだい?ミドルスクール生?」
ミドルスクール…?ざわざわしてるけど、攻撃してくる人はいなさそう。言ってもだいじょうぶかな。
「グランドライン…うみからきたの」
「グ、…?失礼、もう一度いいかい?」
「グランドライン」
グランドライン…?と返される。
「ニアね、かいぞくなの。おねえさんは?」
「……ごめんよ、ボクはこう見えても男なんだ。海賊……キミの名前は?」
おにいさんだった。ごめんなさい。というと気にしないでと返ってくる。
「ニア…あのね、鏡を見てたらねここにきたの。もう1人きてない?エースっていうの」
「エース?」
「ニアのおにいちゃんなの」
「エースちゃんならいるよ、エースちゃん〜!ちょっといい!?」
ダイヤの模様が入った人が後ろから出てきてびっくりした。
「ごめんね、びっくりさせちゃった?オレはケイト。けーくんって呼んでね」
けーくん。見たことない四角い何かを持ってる。なんだろあれ…小さい本?
「ハイハイ〜うわ寮長たちお揃いで何スか?…ってその子何!?リドル寮長の妹ですか?」
ハートマークが左目にある人が部屋に入ってきた。
「……エースじゃない」
「「「え???」」」
「エースじゃない」
*♣️
明日のなんでもない日のパーティについて最終の打ち合わせをしているところだった。
リドル、俺、ケイトと3人で必要なものとか下級生の準備担当の割り振りの確認をしているとリドルの前の空間が凄い勢いで光り、亀裂のようなものが発生する。眩しい光のあと目を開けると、リドルの膝上に知らない女の子がちょこんと乗っていた。
その場にいる全員が?マークで沈黙を破ったのはリドルだった。怯えと警戒の色を示す目を見たのか、優しくゆっくり話しかけていた。
なんだ、この子は…。ていうか俺らも別にぎゃー!とか言ってないけど、この子もキョトンとして悲鳴をあげたりしない。大分肝が座っているようだ。
名前はニアといい、どうやら海賊…?らしい。グランドラインからきたと言っているがグランドラインがよく分からない。
海賊って…ごっこ遊びか何かか?と考えを巡らせていると「エース」という兄がおり鏡を見てたらここに来たから一緒に見てたエースもいる、と言われ下級生のエースのことかと思いケイトが呼び寄せる。
死角からケイトに話しかけられたのがよほど驚いたらしく、肩を震わせてびっくりしていた。なんだ、エースの妹か…となったがアイツに妹がいるなんて言ってたっけ…?と記憶を呼び起こしていると、エースが部屋に入ってきた。
ただ一言「エースじゃない」とだけ言って涙目になる少女。まずい、これは心細くて泣く寸前では?まだ未就学児かそこらの年齢の子ぽい。人見知りが激しかった妹たちの小さい頃を思い出す。
*ニア
知らない人しかいなくて胸がぎゅ、となる。泣いちゃダメ、ここがどこかを教えてもらって、電々虫で連絡とってそれで…
「……ここどこ…?」
我慢しようとしたのにボロ、と涙が勝手に出た。そしたらクローバーのお兄ちゃんがすぐ来て涙を拭いてくれた。
「あ〜よしよし、心細いよな。よく我慢しようとしたな。」
「えっ、俺泣かしちゃった?!」
ハートのおにいさんがそう言う。
「エースちゃんのせいじゃ…「エースじゃない」
「いや俺エースだし!エース・トラッポラだし!」
「違うよ!エースはポートガス・D・エースっていうの!」
「知らねぇし!名前同じのエース違いでしょそれ」
お兄さんがニアの前に来る。
「エース、怖がるような物言いはおやめ。さて…じゃあ本格的に迷子ということになるな…。
ニアちゃんと言ったね?ボクはリドル。それで…君はどこの生まれだい?」
「うまれ?」
「うん、地名とか分かるかな?」
「…わかんない、ニアおとーさんの船乗る前は捕まってたから…」
「「「「!??!?!」」」」
あ、まずかったかな。4人とも石みたいになっちゃった。特にけーくんとクローバーのお兄ちゃんは疑ってるみたい…
「えーと…な、なんで捕まってたの?」
けーくんが聞いてくる。エース、と言っていたお兄ちゃんの右手のケガを治す。
「ニアはすぐ傷が治るの。人のも治せる。病気も治せる、だからつかまってたの」
「…すげぇ、マジで治ってる…」
エースくんが右手をブンブン振って確かめてる。手首がものすごく痛い。
「……」
「治るのはいいが、ニア…と言ったか?お前に返ってくるんじゃないか?痛そうだぞ」
「いたい。…けど治るから…」
「無理して治すなよ…痛い思いしなくても信じるから」
エースくんにそう言われるので分かったと返す。
「そうか、君は…海賊と言っていたね。ということは決まった島や国に定住せずに渡り歩いてるということか…」
ていじゅう?
「ん〜、じゃあお父さんの顔とか描ける?」
けーくんがペンと紙をくれる。
「かけるよ!」
グラララー、と言っておとーさんを描く。大きい三日月みたいなまっしろなお髭。
「なるほど…NRC関係じゃあなさそうな顔だな…」
「お父さんの名前はなんつーの?」
エースくん。
「エドワード・ニューゲート!白ひげってよばれてるよ」
「ん…?先程兄と言っていた人の名前とちがうようだが?」
リドルくんが聞いてくるので答える。
「ニアもエースも血は繋がってないの。でもおとーさんの家族は1600人以上いるんだよ!!」
「「「「(聞けば聞くほど分からない…)」」」」
「リドル寮長!遅れてすみませ……って誰です?その子…」
つぎに入ってきたのはスペードマークの人だ。すごい、トランプがそろった!
「……もしかしてだけど、この子別の世界から来たのではないかな?」
「そうじゃなくても学園長アテにしないと何にもわからないね」
スペードのお兄ちゃんがなんだ?と近寄ってくる。
「こんにちは」
「おう、こんにちは。君は?」
「ニア」
「僕はデュース。よろしくな」
デュース、エース、けーくん、トレイくん、リドルくん…
名前がぐるぐるする。エースくんと仲良しみたいで遅いよって言い合ってケンカしてた。
(よし…ニアちゃん、いいかい?よくお聞き)
(?)
(断片的な情報しかないけど、君は…とにかく迷子だ。ここは大きな学校で、その中の一つの寮に過ぎない。)
(がっこう?りょう?)
(ポートガスさんの方のエースって人が同じようにどこかにいるかもしれないから、その人を探しつつ1番偉い人に会いに行こう。僕らでは君たちの扱いを判断しかねるからね)
(…船長ってこと?)
(いや、学園長っていうんだ。ここではね)
(異世界人かもって超凄くないスか?)
