ふたつのステラ 第3.5部 目覚める星と反旗の暗殺者(アサッシーノ)


時々、無性に泣きたくなる事がある。

急に不安な気持ちになって、すべてを投げ出したくなる衝動に駆られてしまう。


小学生低学年の頃までは、友達のいる前で盛大に泣いていた。

幼馴染の友達やお母さんが「誰かとケンカしたの?」「お腹イタイの?」とか親身になって心配してくれた。

小学生の高学年頃からで、人目も気にするようになったから、誰もいない校舎の裏や屋上で静かに泣く習慣がついた。

泣かずに押し込める事もできたけど、それだと胸が張り裂けそうで…。

その事を同じエクレシアで…私の尊敬する人に相談したらこう返ってきた。


『そういう時は無理しないで。泣いて構わないのよ』


優しくそう言って抱きしめてくれた。

この人に相談すると、泣かなくても気持ちがすぅーと楽になれた。


年齢があがってくるにつれて、小さな衝突や誤解を受ける事に遭遇する事も多くなる。

円満に解決できたり、和解できればいいけれど…必ず両者が納得する結果になれるとは限らない。


この世界に降り立って、私はあるややこしい事件に遭遇した。

アメリカに住んでいた頃…生活の手段として探偵業を営んでいた。

きっかけは、一人の少年の依頼だった。

その子は、母子家庭でとある秘密を抱えていた。

その依頼で、私はその子と友達となった。

けれども…後に、起きた事件がきっかけで、その子と私は町にいられなくなった。



『すまない…オレの所為でお前まで巻き込んで…』

『―――この町から出て行って!』



初めてできた友達と別れ、一人の少女から恨まれる事になった。



『…君と…友達になりたいんだ』



…そして、後の話友達の一人と出会う事となったのだ。




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