小耳話
作品内のちょっとした小耳話(40)
主に登場人物達が、作品内の裏話をこっそり話しています。
※今回は、 呪術廻戦編の番外編です。
※舞香が中学生三年生、五条達が高専一年生時代の時間軸の小話。
※陀艮の言葉が翻訳されており、会話に絵文字がついている個所もあります。
※「呪霊が人間が好む食事を普通に摂取できる」というオリジナル設定が加わっています。
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舞香「ごんちゃん、久しぶりですね」
陀艮【舞香、久しいな。私も会えてうれしい】
舞香「今、クッキーを焼いていたところなんです。
よかったら、ご賞味お願いできますか?」
陀艮【おぉー✨ もちろんだ!】
舞香「クッキーはプレーンと抹茶、それからチョコレートを挟んだチョコサンドの三種類にしました」
陀艮【このしっかりとしたバターの風味、食べ慣れた懐かしき味…
抹茶は甘さが控えめだが、ほんの少しの苦味と風味がたまらないな。
そして、チョコサンド…これを考えた者は天才だ!
…美味すぎる(≧▽≦)✨】
舞香「いつも味の感想をくれてありがとう。詳しく教えてくれるから、参考になっていますよ」
陀艮【リュンや優月…舞香のおかげで、私はすっかり「食レポ」というものができるようになった。
これからも、試食するものがあれば、どんどん言ってくれ✨】
舞香「ふふ、お言葉に甘えますね。
此処で、ちょっとした小耳話。
ヴァルハラ教団は、レナス様の領域になります。
そのため、通常は呪霊は入る事は不可能であり、高位呪霊でも例外ではありません。
但し、ごく稀に花御さんやごんちゃんのように領域に適応ができる呪霊もいるみたいです」
陀艮【ここの領域は落ち着かない時はあるが、綺麗な水辺もあり、居心地がいい方だ。
花御も「空気が澄んで、素敵な場所」だと評していたぞ。
ただ、漏瑚は「一歩入った瞬間に戦場にきた感覚を覚える…非常に寒気がする」と言っていた。
漏瑚にとっては、厳しい環境のようで「余程の事がない限りは、此処には来たくない」そうだ】
舞香(そういえば、リュンさんが言ってたな…
漏瑚さん、レナス様とお目にかかった事があるって。
レナス様の像を見た時、凄く動揺していたから…怖かったのね)
陀艮(ぶぷぶっ…! この殺気は…!?
むっ、木の陰に隠れているのは…いつぞやの凶悪な白き者!
前は小さな子だったのに、大きく成長している( ̄□ ̄)!?
それと…白き者の隣にいるのは、新たな謎の前髪の人物。
あやつ…私を見て、ぶつぶつ呟いている?
な、なんだあの目は…Σ(゚□゚;)
まるで『こいつ、捕獲したら美味な食材だな』という欲を含ませているではないか!
白き者の仲間と言う事は【危険人物】に違いない! まずい、まずすぎるぞ…(;゚Д゚)!?)
舞香「ごんちゃん、どうしたの?」
陀艮【ぶぷっ…舞香よ、私はちょっと用事ができてしまった。
また、試食の機会があれば、教えてほしい!】
舞香「うん、その時はよろしくね」
陀艮【ぷぷぷっ…では、さらば(;゚Д゚)!】(素早く自らの領域へ脱出)
舞香が手を振って、陀艮を見送っていると、後方から走ってくる二人の人物がいた。
悟「舞香~!」
傑「こんにちは、舞香ちゃん」
舞香「あらっ、悟さん…傑さんもこんにちは」
悟「それ、クッキー? 美味そう~」
舞香「よかったら、いかがですか?」
傑「ありがとう、いただくよ」
悟(あのタコ…呪霊の分際で、舞香の手作りクッキーを真っ先に試食しやがって…ッ)
傑(悟、落ち着きなよ。少なくとも、現段階であの呪霊は舞香ちゃんに対しては無害みたいだ)
悟(あいつ、小学校の頃からちょくちょく舞香と接触して、食べ物を強請ってる奴だぞ。
俺らの存在に気付いて逃げやがったが、今度会ったら速攻消す…ッ)
傑(その意見には半分賛成かな。できれば、舞香ちゃんがいない時を狙うべきだ。
あと、あの呪霊は特級のようだし、個人的には手持ちにしたいな)
悟(よし、親友の俺が許可する。傑…舞香がいない時に、あれを調伏しろよ)
傑(じゃあ、お言葉に甘えて)
舞香「お二人とも、お味はいかがでしょうか?」
悟「うまいよ! 俺好みの味v」
傑「美味しいよ」
舞香(ごんちゃん、二人に狙われているみたい。
今度、会う時は場所を指定した方がいいかもしれない…(;・∀・))
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【補足説明】
※この時点で、五条さんは、舞香がごんちゃんと親しい事は知っています。
同時に、ごんちゃんが特級呪霊であり、舞香にいつか牙をむいてしまうかもしれないので、
彼女がいない間に祓おうと画策しています。
※ごんちゃんは一目見た瞬間から、夏油さんの危険性を見抜きました(笑)
これ以降、五条さんの事は「凶悪な白き者」、夏油さんの事は「危険な黒き者」という名称で呼びます。
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