小耳話
作品内のちょっとした小耳話(39)
主に登場人物達が、作品内の裏話をこっそり話しています。
※今回は、意外な組み合わせの二人のお話。
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加奈「イタチさん、ご無沙汰しております」
イタチ「ああ、久しいな」
加奈「相変わらず、放浪の旅を続けているようですね」
イタチ「俺が為したい事は何か…それを探す旅だからな。
同時に、あの御方から課せられた試練でもある。
時間は途方もなくある…だから、その答えを見つけるために旅を続けるつもりだ」
加奈「そうですか…表立っては言えませんが、陰ながら応援させて頂きます!」
イタチ「不思議な気分だ。ヴァルハラ所属の貴女からすれば、俺は敵勢力に位置するのに」
加奈「異世界観察の時に、鬼退治に協力してくださったじゃないですか。
それに、今のイタチさんはヴァンスさんの所属から外れている…中立の立場。
つまり、私達の味方とは言えないけれど、敵でもない…だから、問題なしです!」
イタチ「…ありがとう」
加奈「ここでちょっとした小耳話です。
エクレシアの活躍が表に出るようになってから、エクレシアを目指すオーブが増えています。
試験を受ける人達が多くなったので、創造神レナス様のご意向で、今年度(TOX2連載終了後)から
試験の回数は、年に一回から二回のペースに変更されました」
イタチ「現時点で、きちんとした試験制度を設けているのは【クロト=メグスラシル】だけだ。
表舞台で隠されていた奥方様方の活躍が知られるようになった今、エクレシア認定試験を受けるために
別世界にいるオーブ達も厳しい審査を潜り抜けてきていると聞いた。
一ヵ月前の試験では、かなりの受験者数を記録したと新聞に載っていたが…」
加奈「はい。それでも一次試験で8割は脱落してしまいます」
イタチ「ふむ、8割もか…」
加奈「先輩方が『舐めくさった輩が紛れ込んでいるから、とっとと引導を渡しておきましょう』
『仮に落ちたとしても、また受験する気概があるなら問題ない』と仰いまして、厳しく審査しているんです」
イタチ「それを聞いて安心した。
情に流されてしまい、難のある人物を選んでしまうと厄介な事態になり得るからな」
加奈「もちろん、私もしっかりと審査させて頂いております!」
イタチ「…頼もしい限りだ」
加奈「そういえば、先日の試験の際にイタチさんの住んでいた世界出身のオーブが数名いらっしゃいましたよ」
イタチ「…! そうか…」
加奈「審査したのはアンジールさんでした。
第一次試験は、その方達は通過いたしましたよ」
イタチ「余程の手練れとみた…次の試験はいつ頃に?」
加奈「第二次試験は、三か月後となります。
試験監督官は、コラソンさんですね」
イタチ「ほぉ…(確か、新参のエクレシアだったか?)」
加奈「第三次試験は、リーシェさんが担当します。
ドキドキしますね…」
イタチ「ああ、そうだな…
(名前を聞いただけで、かなりの人数が脱落しそうだ。
これは一波乱あるな…間違いない)」
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【補足説明】
※ちなみに、この時の試験の合格者は【1名】だけでした。
※試験中、リーシェのトラウマ製造機は常時発動しており、5名がウサギ仮面症候群を患う結果となりました。
※イタチの生まれ故郷の世界の出身者は数名いました。
なお、受験者の中にはオーブではない人達(桂&エリザベス等)や、要警戒対象者(DIO【ピヨ形態】)が
堂々と参加していた珍騒動がありました。
彼等は、エインフェリアの面々がこっそりと退場させたそうです(笑)
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