小耳話
作品内のちょっとした小耳話(35)
主に登場人物達が、作品内の裏話をこっそり話しています。
※今回は、【Bitter rabbit】の番外編。
※作中で、オリキャラが某料理アニメに登場する料理を再現しています。
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リーシェ「おかえり、大家殿」
ダンテ「ただいま…って、何作ってんだよ」
リーシェ「ちょっと、気分転換に再現料理にチャレンジ中だよ」
パティ「私がリクエストしたの!」
ダンテ「再現って…何作ってんだよ」
リーシェ「パティがさっき見ていた、日本アニメで登場した料理…【ナポリタン】
材料も揃えられるし、手間が少々かかるけれど、味は保証するよ」
ダンテ「ふーん、そんなに美味いのか?」
パティ「アニメで見たけど、とってもおいしそうだったの!」
ダンテ「あくまでアニメだろ。
実際に作って、舌に合わなかったらどうするんだ?」
パティ「もぅ、最初からそんな事言ってたら、何もできないでしょう!
イメージと違っていたとしても、その時はその時よ!」
リーシェ「名言をありがとう、パティ。
そんな貴女には、リーシェスペシャル・プリンパフェをデザートで追加してあげよう」
パティ「やったー! リーシェ、だーい好きv」
リーシェ「ダンテ、食べなくても別に構わないぞ。
その代わり、お前の昼ご飯はクラッカー2枚と葉野菜のシンプルサラダの二品だけになるからな」
ダンテ「おいこら、まだ食べないって言ってねーぞ。
ダイエット食なんて、真っ平御免だからな」
リーシェ「さてと、調理しながら小耳話でもしようかな…
今回は、異世界観察の事を語りましょうか。
『異世界観察』とは、エクレシアが長期の間、異世界に滞在してそこに住む現地住民や国々といった
世界全体を観察するシステムであり、一種の風習でもあります。
滞在する世界が抱える歪や問題点を見出してどう対応するのか
…というある種の監査をする役目も担っていますね。
最初に降り立つ任務の舞台となる世界は、エクレシアにとってある意味重要です。
その世界で経験した事が基礎となって、後の旅路に役立ちますし、
自分がエクレシアとして何をしたいのか…という明確な指針にもなります」
パティ「リーシェが初めて行った世界って、どんなところだったの?」
リーシェ「活動拠点となったのは、日本だね。
そこでは、妖怪…ここでいう悪魔が悪さとかしててめんどーだったよ。
そんな連中を退治する新米探偵君がいて、その子の手助けをしてたね」
パティ「へぇ~…その探偵さん、借金してなかった?」
リーシェ「結構やんちゃな事はしていたけど、借金はしてなかったね。
最終的に学校を卒業した後、今は屋台ラーメンを経営しながら、何でも屋として活躍しているよ。
色々と人脈もあるから、そういう面では心配はない男子だよ」
パティ「なら、大丈夫ね!」
ダンテ「おい、さりげなく俺の事ディズってないか?」
リーシェ「気にするなら、借金を分割で返済したまえ。大家殿」
パティ「同感!」
ダンテ「うっせー」
リーシェ「さーて、料理も出来上がりっと」
二人分の御皿に、リーシェはナポリタンを盛り付けていく。
リーシェ「さあ、どうぞ。ご賞味くださいませ」
パティ「いただきます!」
ダンテ「…いただきます」
二人ともナポリタンを一口食べ終えた瞬間、二人は目を大きく見開いた。
パティ「ふわぁ~…おいしーい!」
ダンテ「おっ…うまい」
パティ「パスタがもちもちして柔らかくて、甘酸っぱいケチャップのソースと合ってる!」
ダンテ「食べるのは初めてだが、妙に懐かしい味がする」
リーシェ「よしよしよーし、再現料理、大成功( ̄▽ ̄)」
パティ「私、これ好きになっちゃったv」
ダンテ「時々、食べるなら悪くねえな」
リーシェ「時間があったら、また作るよ。次は別の料理を再現してみようかなぁー」
これをきっかけに、リーシェは再現料理を作っていくのが日課になるのは…別の話。
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【補足説明】
※作中で、リーシェが初めて異世界観察に行ったところは『幽☆遊☆白書』の世界。
今でも、幽助達とは定期的に交流しています。
※作中の再現料理は、『フェルマーの料理』の「ナポリタン」です。
なお、同作品の中で、リーシェが個人的に好きな料理は「甘鯛のポワレ茶漬け」との事。
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