小耳話
作品内のちょっとした小耳話(2)
主に登場人物たちが、作品内の裏話をこっそり話しています。
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リエ「アンさん、その新しいお召し物、素敵ですね」
マダム「あら、分かった? お気に入りの専門店でオーダーメイドで作ってもらったのよ。
いいでしょう」
リエ「【ホプキンス・テイラー】という仕立て屋さんですか。
お店の名前は聞いた事があります。
特に、若い女性層や親子連れに人気だとか…」
マダム「今度、紹介してあげる。店長もきっとリエなら気に入ってもらえるわ」
リエ「ここで、黒執事連載のちょっとした小耳話。
死神の部署には、何かしらの理由で異世界から流出してきた物を回収したり、
迷い人や特定の人物を探したりする部署があります。
十年前に作られたもので、所属人数はまだ一桁みたいですよ」
マダム「意外と新しいのね。前はそういう専門機関とかなかったの?」
リエ「ここ十数年の間に、異世界絡みの事件が起きる事例が増えてきたので、急遽作ったらしいですよ」
マダム「なんかやけに詳しいわねぇー。ていうか…情報源はだれ?」
リエ「アンさんもご存じのあの方です」
マダム「あのヒトね…てか、そんな身内の情報をどうやって聞き出したの?」
リエ「先日、菓子折りを持っていった際に、こっそり教えてくださったんですよ」
マダム「菓子につられてペラペラ喋るって、そこらの世間話レベルでいいわけ!?」
リエ「秘密を胸に秘めているのが心苦しく思う方もいるんですよ。
それは人であれ、神族であれ、同じです。
その方は、先の事件で私達を信頼した上で秘密を打ち明けたんです。
だから、今回の件は情報の『漏洩』ではなくて【共有】なので問題ありませんよ」
マダム「物は言いようね。でも、意地の悪い言い方をすれば…《共犯》になっちゃうわよ?」
リエ「ふふふ、そうなった場合の対応は考えているのでご安心くださいませ」
マダム「…まぁ、貴女の事だから大丈夫よね、きっと」
リエ「はい♪」
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