【10】Le reencounter de la nuit étoilée



一度あるときは三度ある。


ということわざを聞いた事がある。


コレを聞いた時、半信半疑だったがどうやら実際あるらしい。

もう一度“彼女”に逢いたいと思っていたので…まぁ良しとしよう…



「今晩は、イザヤさん。」

「………今晩は……」


満月の夜空の下で彼等は再び『再会』を果たした。

夜空に散らばる星達が彼等を『再会』へと導いた。

そんな彼等の『再会』を祝うかのように、星達は輝きを強めた。


イザヤは時々廃墟の街と化した『ミッドガル』へ訪れ、天体観測を楽しんでいた。

イザヤがいるこの場所はよく星空が見えるのでいつしかこの場所はイザヤのお気に入りの場所となっていた。

仕事や時間に日々追われるイザヤにとってこの時間は至福の時間であり、心休まる時間だった。


そんな時間にイザヤに訪問者がいた。

数日前に出逢った女性、リエだった。

イザヤの隣に立つリエは夜風に靡く髪に触れる。



「…この場所、星空が良く見えますね…」

「…ああ… オレの指定席だ…」


夜空に目を向けるイザヤ。


「…フフ…」

「…何が可笑しい?」


突如笑みを浮かべたリエにイザヤは怪訝した表情を見せる。

「いえ…ただ、嬉しくて…」

「…、嬉しい…?」


「ええ… 気づいていませんか?」

「?」


「とても安らかなお顔をされていたので… 安心しました。」

「…!」



イザヤは思わず目を見開き、呆然としていた



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