【7】La gira con No.2
後日譚
「へー、なかなか凄いところに行ってたんだね」
「まぁね」
帰ってきたともから話を聞いたシスネや他のメンバーは、ともたちを労いながら感嘆の声をこぼす
「いいなー俺も行ってみたかったなぁ」
「お前なんざ一瞬で刀の錆だってハナシ」
うらやむデミックスの額にデコピンをしてシグバールがからかう
僅かに痛む額を抑えてデミックスはシグバールを無言で睨むが彼は意地の悪い笑みを浮かべるだけ
「そういやその巫女の衣装ってどうしたんだ?」
ロクサスが、もう既に普段着に着替えてしまった二人を見て言った
その言葉に悪意は無かったんだろうが、その言葉に乗ってきた人間に悪意があった
「俺、ともの巫女装束見てみたいかもー」
「お、いいねーともの巫女さん!見たーい」
「ともなら似合うのだろうな」
ロクサスの頭に顎を乗せてもたれかかったアクセルが挙手をしながら主張した
それに乗ってデミックスや、いつもは話にのってこないはずのレクセウスまで乗ってきた
「…捨てた」
「あん?さっき俺には部屋に仕舞ったって言わなかったか?」
シグバールの意地の悪い笑顔と言葉に、無言で睨みを聞かせると「おー怖い怖い」と言ってその場を立ち去ってしまった
シグバールに一言言わんとして彼の後を追おうとするが、その進行方向はアクセルとロクサスに遮られてしまう
「逃がそうったってそうはいかねぇぜ?」
「俺もともの巫女姿みたいからね、シグバールばっかりずるいっての」
ともがその後、巫女装束でみんなの前に現れたのかは、その場にいた5人しか知らないこと
end
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