【6】changeling eyes (チェンジリング・アイズ)


「……ホントだわ」

「マジでイメージが崩れるな…」

「うぅぅうう…、リエりんが…、リエりんがぁぁぁあぁあ……」

「「………っ!!」」


 どうやらゼムナスとデミックスはアレでリエのイメージを崩されダメージを受けたらしい。
 さらにおまけで、どうやらマールーシャにもダメージが入ったようだ。
 そんな三人の状況を、傍目で見ていた各々が理解した。


「…とりあえず、二人の任務は除外して…」

「済みませんサイクスさん…、私たちのせいで」


 は? と全員が再び下方へ目を向ける。 
 と、そこにはしおらしくうなだれるファントムの姿。

ぞわっ

 瞬間、レクセウス、サイクス、ルクソード、ロクサスを抜いた全員が総毛立った。


「ありえない! 無理無理無理だわ! アイツの顔でリエの性格なんて絶対無理!」

「お、おい! マジで何とかして治せねーのか!? このままじゃ本気で何かヤバいだろ!!」

「治すぞ何があっても!! 今すぐ全力で研究解明して!!」

「え、ええ…。なるべく早く、治しま、しょう……」


 よほどのダメージが入ったのか、各々別方向で慌てる機関員達。
 その光景を、ぽかんとした様子で見上げるファントム……改めリエ。

 とりあえずどうやら、二人の入れ替わりは機関に相当の打撃を与えている。


「…どうしましょうか? ファントムさん」

「どうしようもねーです…」


 事態を理解しながらも、まるで廊下に立たされているみたいにどうしようもない二人だった。



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