【6】changeling eyes (チェンジリング・アイズ)


「そんじゃ、リエりん。こっちはファントム! よろしくね~」

「それでファントム。こちらが新たに機関に入ったリエ君だ」


 各々、自らの横にいた人物を相手に紹介する。
 すると、必然的に互いの顔を見る二人。


「改めまして、リエ・クローチェです」

「あ、えっと。ファントムっす」


 空色と、灰銀。
 ぶつかり合う二人の視線。

 瞬間。

ぐらっ。


「リエ!」「リエ君!」


 いきなり後ろへ揺れる、リエの躯体。
 共に。

ごっ。


「え!? ファントム!?」


 いかにもぶつけましたと言わんばかりな音を立て、顔面から椅子の端へ突っ伏するファントム。
 それを、先に紹介したルクソードとデミックスが各々支える。

 と、いつの間にか閉じられていたらしい二人のまぶたが開く。


「…く…」「…う…?」

「リエ!」「リエ君!」「ファントム!?」


 各々声をゼムナス、ルクソード、デミックスに掛けられ、うっすらとまぶたを開く二人。
 が、そこにあったのは。



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