【2】夏色
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「ファイブ・オブ・ア・カインドだ」
「ロイヤルフラッシュ!!!ディーラー、判定は?」
「あー、ハンデくれたのはルクソードだから……ワイルドカードのが強いってルールだろ?……んじゃ、ルクソードの勝ち」
アクセルの判定に私は項垂れる
1勝99敗……
あまりにロイヤルストレートフラッシュが続くもんだから、ワイルドカード(ジョーカー)を用いて勝負を挑んだところ、またあっさりと負けた
「あー、そうですか……勝てませんよ……どうせ私は弱いですよ」
「弱くないだろ……そんだけいいカードが出りゃ……俺ぜったいお前らとポーカーしたくねえもん。カジノ行けばガッポガポだぞ」
アクセルの言葉に、一瞬本気でカジノでギャンブラーとして就職しようかと考えた
ルクソードは私にとろけるような顔で笑いかけ、口を開いた
「俺が名無子に勝てるのは、名無子が俺の強運の女神だからだ。お前がいる限り俺は負けることはない。愛してるよ、名無子」
「!!!!」
あ、ああ愛してるとか…………
恥ずかしい台詞を自然にさらりと言って退けたルクソードに私は顔から火が出そうになった。
隣を見ると、何故かアクセルまで顔を真っ赤にしていた
そんなゆでタコみたいな私たちの目の前では、ルクソードがいつもみたいにニコニコと楽しそうに笑っていた
end!!!
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