【21】Summer vacation!
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「良く来た!」
言い得て妙だが、確かにそれは果たし状だった。
ひょろひょろの一発でも殴れば豪快に吹っ飛びそうな博士からの。
「はい! 来ました!」
「いや、そういう畏まった返事はいらないと思うが…」
「無駄ですよ。レクセウス」
だがリエは何処まで行ってもリエだった。
何せあのレクセウスが横からそっと姿勢の相違点を告げるほどだ。
ツッコミどころか口数すら少ない人間(ノーバディ)でさえツッコミ意識に片足を突っ込んでしまうほどとは、流石である。
「来てもらったのは他でもない、私の実験成果を見てもらいたいのだ!」
「はい!」
だがここにいるのは、爆走博士ヴィクセンに沈黙系門番組ザルディンにレクセウス。彼女の天然具合はもうあきらめ気味のゼクシオンだ。
ついでに片隅にはあの薔薇先生がいらっしゃるが、何故か何時もの覇気がない。
ツッコミ誰か来いと思っても、この人数の実験借り出し要請のせいで総員任務に大忙しである。
「それ即ち、コレだ」
しかし今日に限って超ノリノリの我らが博士、ヴィクセン。
その手に握られたるは、蛍光緑の液体が入った小ビンだ。
まず言って色がいかにも、である。
「コレ、は?」
実験成果と言われ当然の疑問を口にすれば、フフンとちょっと誇らしげなヴィクセンさん。
そしてさぁ説明するぞと口を開くと。
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