【4】健康診断はいろんな出逢いがいっぱい!
毎度の如く…入れ替わってしまいました。
リエは、いつも通り旅業から帰宅した翌日、城の仕事に励んでいた。
指導者は体調を気遣い、「無理するな」と休みを取る様に促す。
しかし…身体を動かしていた方が調子が良くなるので、リエは簡単な事務作業を行っている。
「リエさーん、午後のブレイクタイムの時間だぜ」
ちょうど、午後三時のお菓子タイムに差し入れをしに来たのは「ファントム」。
リエよりも先に、機関に入った異世界出身の青年だ。
「ファントムさん、ありがとうございます」
「いいって、いいって…というよりも、一週間ぐらい休んでも罰当たらないと思うよ」
目と目があった瞬間―――《いつものアレ》が発動してしまった。
「…で精神がまた入れ替わったのか」
「すんませーん」「申し訳ありません」
円卓の会議室にて、指導者からの問いかけに片や悪びれる事無く、もう片方は申し訳なさそうに謝罪を口にした。
一部メンバーの間で落胆からくる溜息が連続したのは必然だ。
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