【6】珍味食事会
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ホームステイに慣れてきた頃…気づいた事があります。
この世界って、色んな発見がいっぱいある。
例えば…ふーちゃんが今遊びに使っているぬいぐるみ。
「じごきゅ~♪」
白い犬、お猿、雉のぬいぐるみ。
一見、単なる可愛らしいぬいぐるみ…童話の桃太郎で登場するお馴染みの三匹だ。
しかーし!
ある日、俺はこの三匹がとある世界の三匹をモチーフにつくられているのでは…という憶測が頭をよぎりました。
「しりょ~、かきしゅけ~、るりしゃーん」
ふーちゃんが何気に口ずさんでいる単語と、ぬいぐるみ三匹の名前。
これって、某鬼神様が登場する漫画にでてくるキャラじゃあないかな~…と。
それでも、まだ考えすぎかな…とも思ってフィンさんに尋ねるのは保留にしていた。
しかーし!!
俺の推理を決定づけるものを見つけてしまった。
①ふーちゃんが持っている白いウサギのぬいぐるみ
「ふーちゃん、それかわいいねー」
「うん!」
「名前なんて言うのかな~?」
「からしちゃーん!」
ハッ、からし…辛子、芥子!
そんな辛そうな名前の兎なんて…いない。
いや、該当するのは一匹いる!
②庭に咲くあの植物(?)
時々、夜中寝ている時に何かが聴こえてくるのです。
…おっぎゃあああ!
…オギャアアアア!!
赤ん坊の声…一瞬、ふーちゃんが泣いているのかと思ったが、ふーちゃんの声ではないと気づきました。
えっ…これって…真夏に定番の《あな○の知○ない世○》的なアレですか!?
思わずぞぉーと背筋に悪寒が走り、頭を布団でガバッと覆い隠しました。
でも…やっぱり恐怖はあれど好奇心も合わさって、真相を確かめなければ、眠れなくなりそう。
そう思い、後日フィンさんにその事を打ち明けました。
「ああ~…あの声が聞こえたんですね」
「それで…あの声は一体…?」
「うーん…教えるのはいいんですけれど、仰天するかもしれませんよ」
それでも構いませんか?
フィンさんの忠告を聞いた上で、俺は「OK」と了承した。
フィンさんの隠れ家は…分かりやすく言えば、大きな樹でできた特殊な構造になっていて、その中間地点に建ててある。中間地点から眺める下の光景はかなりの絶景だ。
緩やかな幹と蔓でできた階段を一歩ずつ降りていく。
…オギャアアアアッ!!
…オギャアアアア!!!
そして、隠れ家の下にある庭園から、あの謎の鳴き声が響き渡っていた。
いよいよその正体が明らかになる。
心臓をバクバクさせながら、簡易な木製扉の向こう側にある庭園へ足を踏み入れ…
その目に映し出したのは…
オギャアアアアッ!
オギャアアアアッ!!
濃い緑色の葉っぱで地面を彩られ、その茎の上に咲き誇る…花
…ではなくて金魚。
「おっぎゃあああああ!!」
眼前いっぱいに咲き誇るビックリホラーに俺は同じ悲鳴をあげてしまった。
あー…やっぱり、と後ろで苦笑するフィンさん。
腰を抜かしたのは必然ですよ、これを見たら誰だって驚くはずだ…うん。
そして、この動植物…《金魚草》で俺の推理は確信となったのだ。
『某鬼神様とエクレシアは繋がりがある』…という事実が明かされました。
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