ふたつのステラ 【Una bella signora è un capo】
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
皆さん、平行世界(パラレルワールド)ってご存じだろうか?
分かりやすく言えば、違った選択をしたために本来の運命とは異なる世界の事だ。
あっ、皆さんに自己紹介がまだだったっけ…。
はじめまして、俺はディアボロと申します。
『ディアボロ』と聴いたらジョジョファンの方ならご察し頂けただろう。
そうです、あの第5部のラスボスです。
実の娘を殺そうとしたまだらピンク髪の網目ファッションのあの人です。
ですが、事前に説明しますと…俺は『ディアボロ』であって‟ディアボロ”でない。
いわゆるディアボロの立ち位置に生まれ変わった前世の記憶がある特殊な存在なのです。
生前は、日本男児でした。
人相は訳あって詳しくは言えませんが…直接目にしたら絶叫するかも…と言う事で軽くスルーしてください。
性格は顔とは対照的にヘタレ属性でした。
顔の所為で周りから怖がられていたけれど、平凡で少ないけれども友達もいて、幸せな日々を過ごしていました。
それがトラック事故で死亡して輪廻転生。
生まれ変わったら、ディアボロの立ち位置になってしまいました。
あのボスに成り代わった時点で、ハードな人生フラグが立ったとイコールなので、頭を悩ませた記憶が真新しい。
でも、俺を悩ませたのはそれだけじゃなかったのです。
現在の俺の年齢は三十路を越していますが、見た目は可憐な少女…いわゆる【合法ロリ】です。
性別だけでなく、外見まで大幅にチェンジしてしまったのです。
さらに、健康体だったのが病弱体質になってしまいました
…『病弱美少女』という称号を得られそうだ。
様々な困難な条件つきのもと、5部主人公からレクイエムをくらう結末はどうにか回避しようと必死で頑張りました。そのおかげで、俺の世界の【パッショーネ】は原作とは180度異なる体制になりました。
護衛チームの死亡するはずだったキャラもご健在だし、暗殺チームを冷遇するなんて真似はしてません。
それから…娘の(正確には姪っ子)のトリッシュちゃんとは仲良しです、ここ重要。
病弱で無理をすれば、ぶっ倒れる事はしばしばあれど、今生きている世界でも幸せに暮らせていました。
…そう、とある現象と遭遇するまでは…
【ボスさん、語る】
あれは、仕事関係で警察を訪れた時の事でした。
何故、警察かっていうと…
俺の世界のパッショーネは表向きはギャングですが、本質的には『警察の一部』だからです。
麻薬拡散なんてとんでもない事してません。
むしろ、逆に麻薬撲滅運動を推進しております。
脱線したので話を戻すと、警察のお偉いさん(俺の正体を知るごく一部の人)に近況報告をしてもらいました。
イタリア内で悪さをする裏組織や海外からの犯罪者がきてないかどうか…とかそんな内容。
ちなみに、俺の正体を知らない職員からは、警察に勤めているお偉いさんの家族…可憐な病弱娘だと認識されているとの事だ。親衛隊のティッツァーノさんからの情報です。
大体の状況も把握できたので、変装した親衛隊に護衛されて帰ろうとした矢先の事。
さっきまで、話していたお偉いさんの背後に忍び寄る清掃員。
明らかに不自然だと気付いたのは、裏社会の人間なら容易く感じ取れる猛烈な殺気と、手にしていたゴミ袋から取り出した金属製の凶器が視界に入ったから。
「危ない!」
思わず叫んだら、お偉いさんは咄嗟に気付いて護身術かなんかで、その犯人を取り押さえました。
ホッとしたのも束の間、その犯人が傍らに奇妙な風貌の人型のスタンドをだしていたのだ、さあ大変!
反射的にキングクリムゾンを発動させた俺。
同様に、そのスタンドの能力を発動させようとした犯人。
互いのスタンドが力を発揮した次の瞬間…眩い閃光が走り、辺りが真っ白に包まれていった。
「「ボスぅ―――――!!!」」
ティッツァーノさんとスクアーロさんの大声が耳に聞こえた気がした。
そして、俺は…時空を超えてしまったのです。
・
