【18】タカフミ・スドウ
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「…という事なんです」
騒動から逃れるため、リゾット達がいる部屋へと避難してきた4人。
フィンが、リゾットとホルマジオに説明をしている傍らで、メローネの頬にソラがぴとっと小さな手を押し当てていた。
「いたいたい、とんでけー」
水色の淡い光の粒子が飛び交い、メローネの頬の切り傷が見る見るうちに塞がっていく。
「いーよ」
「ベネ! ミーチョの癒しの力は今日も絶好調だねぇ」
傷が癒えた頬を指先で擦って確認すると、メローネは「お礼だよ」と言って、ソラの頬にチュッとキスを送る。
ふぅーとまったりした顔でそれを受け入れるソラ。
「……どーいう事なんだよぉ。さっきのスタンドといい、仕掛けてきた奴といい…
パッショーネの奴等とは違うようだなぁ?」
フィンが、リゾットとホルマジオ二人に話している内容から、ギアッチョは今回の一件が自分達と組織の因縁とは異なるモノだと見抜いた。
自ずと視線が、名前の方に向かう。
「おい…てめえと関係があるのか…そーなのか!?」
「…そうなります」
名前は刹那の沈黙の後、素直にそう答えた。
「ギアッチョ、落ち着け。今回の一件は不測のアクシデントだ」
「落ち着けるか! そもそも、お前は何者なんだよッ!?」
リゾットが宥めても、ギアッチョは苛立ちが収まらず、名前を睨み付ける。
「フィン狙いの別組織のスパイか? 俺達に恨みを持ったヤツの手先か!
はっきり言いやがれ、くそっ!」
名前の手首を掴んで問いただすギアッチョ。
強めに握られてしまい、痛みを感じたのか名前は眼を瞑る。
「ギアッチョ…!」
「おい、やめろ…!」
リゾットとホルマジオが制止しようとしたその時…
バシッ!
ギアッチョの脳天に平手チョップが振り下ろされた。
「んごっ!?」
その一撃をお見舞いしたのは…フィン。
ギアッチョは不意打ちのそれでかなりのダメージを受けたようで、名前の腕を握っていた手を緩めた。
「落ち着いて、ギアッチョさん。可憐な女性を追い詰めるのは筋違いですよ」
「…てぇ~…だからって殴るのかよッ!」
「殴ってませんよ、打ち込んだんです」
「同じだろぉおおおッ!」
真顔でさらりと反論するフィンに、ギアッチョは青筋を立ててツッコんだ。
「ギアッチョ、いい加減にしろ!」
間髪入れずに、リゾットがスタンドを発動させた。
ぶふぉ!とギアッチョの口からバラバラとクリップが吐き出される。
「キレる暇があるなら、話を聞け」
「………チッ…分かったよ」
リゾットから、ゴゴゴッと威圧感のある顔で腕を組んだ仁王立ちで睨まれた事で、ギアッチョは舌打ちしつつも渋々従う。
「じゃあ、最初から説明します」
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