死んだ町に居座る適合者
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「ねぇ、椿ちゃんって細いけどスタイルいいのね?腹筋割れてない?」
「あ、何いきなり?」
「えと、羨ましいなって。肌も綺麗だし足も綺麗で」
「あー、婦長にもソレ言われたなぁ」
浴場で髪を洗いながらミランダと話す。
教団の浴場は広い。
扉を開けて「俺の実家の家のより広くね?」とボケてしまった。
「あ、椿ちゃん髪長いから、湯船に浸かる前に上げないと!私ったら気がきかずにごめんなさいね?いつも何で止めてるの?」
「あ、何も使わねーよ?こうしてる」
慌てるミランダの前で、慣れた手つきで水分を絞って、手品のように何も使わず髪をまとめあげると隣から拍手があがる。
「凄いわね!椿ちゃん、何でもできるのね!」
「できないことの方が多いさ。ずっと廃墟の中で暮らしてたから体が覚えただけ。教えろって言われても無理だからな?」
「そうなの?私も髪伸ばそうかしら?」
髪をいじるミランダを横目に湯船に浸かる。
「にしても温泉っていいなぁ。こぅ、なんか、飲みたい気分になるわ」
「椿ちゃんお酒飲めるの?」
ちゃぽんと隣にきたミランダが驚いた顔をしてる。
「ん?あー、商人が道に落としていった酒瓶を舐めたことがあるな。瑠璃も飲めるぞ」
「…虎ってお酒飲めるのね?」
「けろっとしてたぞ?毒味してくれて、大人になったから飲んでいいってくれたんだ。瑠璃、男風呂、一人で大丈夫かな?」
「よく考えたら、…瑠璃さんは、いつも裸よね?」
「虎だからなぁ。好きな時に獣人型になってるし。水浴び好きだから、温泉も好きだといいなぁ…他に誰もいないし、泳いじゃダメか?」
「いいんじゃないかしら?そんなに深さはないから、気をつけてね?」
「よし、じゃ、久しぶりにおよごー」
まったり雰囲気の女風呂で、二人が和んでる頃、瑠璃は男湯で絡まれていた。