紅と藍の邂逅
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食事も終えて悟空も復活したが、寝付けないからと、部屋でいつものようにビールやつまみの類を開けて、4人でテーブルを囲み、麻雀をしている時の事。
無言で牌のやり取りをする4人の胸には、重たい思いがのしかかっていた。
悟空「だー、もう、気になる!元はと言えば、俺のせいなんだし、やっぱ、俺、謝ってくる!」
一番に牌を投げだしたのは、悟空だ。
八戒「悟空、落ち着いてください。彼女はもう、寝てるかもしれませんよ?怪我人を無暗に起こしたら悪いですよ」
悟空「だけど!俺がちゃんとしてたら、鬼宮を巻き込まなくてすんだかもしんねーじゃん!」
悟浄「それを言ったら、自分で三蔵の射程に入った凛華ちゃんも悪いだろうよ。三蔵様もお前を守りたくて、撃ったんだ。まぁ、お互い様って奴だな」
意外と冷静に答えを出す悟浄だが、その心の内は、不安で荒れていた。
三蔵「・・・」
全員が、牌を回す手を止めていた。
三蔵も話はしないが、撃ってしまったことに対して罪悪感はあるようで、吸い始めた煙草をすぐに灰皿に押し付けて消してしまう。
悟浄「・・・ちょっと、俺、トイレ、行ってくるわ」
飲みかけていたビール缶をテーブルに置いて、立ち上がる悟浄。
八戒「悟浄、早めに帰ってきてくださいね?続き、4人居ないと、進みませんから」
悟浄「続きなんて、する気分じゃねーよ。わりぃけど、片しといて」
それだけを言い残して、部屋を後にする悟浄。
部屋を出て、すぐ向かいには、鬼宮の泊まってる部屋がある。