dgmn夢短編集
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もう3月だというのに、肌寒い日々が続いている。
最近の異常気象には参ってしまう。
「ごめん…!待った?」
待ち合わせ場所には既に人影があった。
「ううん。私も今来たところ」
その言葉にほっと胸を撫で下ろし、近くにあったベンチに腰掛けた。
その隣に彼女も座る。
「急に呼び出したりしてごめんね。でもどうしてもバレンタインのお返しを渡したくて…」
そう言って私は持ってきたバッグの中を漁る。
バッグの中には他の人に渡す用のチョコもあるので、それらに傷がつかないように慎重に探す。
「えーっと、確かこの辺に…あ、あった!」
つまらないもだけど、良かったら。とラッピングされた袋を手渡す。
「わざわざありがとう。」
「私がお返ししたかっただけだから…あぁ、そうそう後これを…」
そう言いながら、彼女に渡したものより小さめな袋を2つ渡す。
「これは…?」
「これはヒカリちゃんのお兄さんにと、ヒカリちゃんのパートナーさんに。3年前の事件とか、3人には何かと助けて貰っているから……あ、パートナーさんチョコ大丈夫?」
猫ってチョコ駄目だよね?
そう付け足す。
すると、彼女はくすくすと笑い始めた。
「うん?どうしたの?」
「いや、確かにテイルモンは猫の様な見た目をしているけれど、それ以前にデジモンなのよ?」
「そっか、動物じゃないもんね」
2人で笑いあった後、ヒカリちゃんがベンチから腰を上げた。
「お、もう行く?本当にごめんね、忙しい中呼んじゃって…」
「うんん。それは全然大丈夫だから」
「じゃあ、私も他の人にお返し渡しに行こうかな…」
チョコが入っているバッグを手に取る。
「みんな一緒なのね…〇〇ちゃんらしい」
一体何の話だ、と彼女の視線を辿ると、どうやらチョコのことを言っているらしい。
「ん?あぁ、これ。そうだね、みんなに同じくらい感謝してるから」
「へー…なるほどね」
彼女は私に背を向けた。
「私、もっと頑張るね」
「…?なんの事なのか分からないけど…ヒカリちゃんは十分よく頑張ってると思うよ」
思ったことを伝えると、彼女は少し考える素振りをした。
「うーん…そういうとこ!またね」
「あ、うん…?またね」
彼女とは親友と言えるくらい仲が良く、一緒にいる時間も長いはずなのに…彼女が考えてることが分からなくなる時がある。
なんの事だったんだろう…
1人残された私は、ヒカリちゃんが言い残して言ったことについて考える。
すると、後ろから誰かに声をかけられた。
「ねぇ」
「うわぁ!?…と、びっくりした。貴方は…ヒカリちゃんのパートナーさん。ヒカリちゃんならさっき帰っちゃったよ」
突然のことに驚きつつも、振り返るとそこにはヒカリちゃんのパートナーデジモンがいた。
「ええ、そうみたい。…でも、今は〇〇、貴方に用事があるの」
「わ、私?」
思わず聞き返すと、彼女のパートナーはこくりと首を縦に振った。
「用事といっても、ただ会ってみたかっただけ。…ヒカリから聞いてはいたけれど、相当疎いみたいね…」
「うん?そうなんだ。あ、テイルモンさんの分のチョコも、ヒカリちゃんに渡してたから良かったら食べてね」
彼女のパートナーの喋った言葉の後半はよく聞こえなかったが、恐らく特に重要な事でもないだろう。
「あぁ、ありがとう。…なぁ、〇〇」
「なんですか?」
「もう少し周りを注意深く見てみたらどうだ?」
唐突な提案に頭にはてなを浮かべる。
「と、言いますと…?」
「自分が他人に向けられている感情…とか」
彼女の言っていることを理解する前に、彼女はその場から消えてしまった。
最近の異常気象には参ってしまう。
「ごめん…!待った?」
待ち合わせ場所には既に人影があった。
「ううん。私も今来たところ」
その言葉にほっと胸を撫で下ろし、近くにあったベンチに腰掛けた。
その隣に彼女も座る。
「急に呼び出したりしてごめんね。でもどうしてもバレンタインのお返しを渡したくて…」
そう言って私は持ってきたバッグの中を漁る。
バッグの中には他の人に渡す用のチョコもあるので、それらに傷がつかないように慎重に探す。
「えーっと、確かこの辺に…あ、あった!」
つまらないもだけど、良かったら。とラッピングされた袋を手渡す。
「わざわざありがとう。」
「私がお返ししたかっただけだから…あぁ、そうそう後これを…」
そう言いながら、彼女に渡したものより小さめな袋を2つ渡す。
「これは…?」
「これはヒカリちゃんのお兄さんにと、ヒカリちゃんのパートナーさんに。3年前の事件とか、3人には何かと助けて貰っているから……あ、パートナーさんチョコ大丈夫?」
猫ってチョコ駄目だよね?
そう付け足す。
すると、彼女はくすくすと笑い始めた。
「うん?どうしたの?」
「いや、確かにテイルモンは猫の様な見た目をしているけれど、それ以前にデジモンなのよ?」
「そっか、動物じゃないもんね」
2人で笑いあった後、ヒカリちゃんがベンチから腰を上げた。
「お、もう行く?本当にごめんね、忙しい中呼んじゃって…」
「うんん。それは全然大丈夫だから」
「じゃあ、私も他の人にお返し渡しに行こうかな…」
チョコが入っているバッグを手に取る。
「みんな一緒なのね…〇〇ちゃんらしい」
一体何の話だ、と彼女の視線を辿ると、どうやらチョコのことを言っているらしい。
「ん?あぁ、これ。そうだね、みんなに同じくらい感謝してるから」
「へー…なるほどね」
彼女は私に背を向けた。
「私、もっと頑張るね」
「…?なんの事なのか分からないけど…ヒカリちゃんは十分よく頑張ってると思うよ」
思ったことを伝えると、彼女は少し考える素振りをした。
「うーん…そういうとこ!またね」
「あ、うん…?またね」
彼女とは親友と言えるくらい仲が良く、一緒にいる時間も長いはずなのに…彼女が考えてることが分からなくなる時がある。
なんの事だったんだろう…
1人残された私は、ヒカリちゃんが言い残して言ったことについて考える。
すると、後ろから誰かに声をかけられた。
「ねぇ」
「うわぁ!?…と、びっくりした。貴方は…ヒカリちゃんのパートナーさん。ヒカリちゃんならさっき帰っちゃったよ」
突然のことに驚きつつも、振り返るとそこにはヒカリちゃんのパートナーデジモンがいた。
「ええ、そうみたい。…でも、今は〇〇、貴方に用事があるの」
「わ、私?」
思わず聞き返すと、彼女のパートナーはこくりと首を縦に振った。
「用事といっても、ただ会ってみたかっただけ。…ヒカリから聞いてはいたけれど、相当疎いみたいね…」
「うん?そうなんだ。あ、テイルモンさんの分のチョコも、ヒカリちゃんに渡してたから良かったら食べてね」
彼女のパートナーの喋った言葉の後半はよく聞こえなかったが、恐らく特に重要な事でもないだろう。
「あぁ、ありがとう。…なぁ、〇〇」
「なんですか?」
「もう少し周りを注意深く見てみたらどうだ?」
唐突な提案に頭にはてなを浮かべる。
「と、言いますと…?」
「自分が他人に向けられている感情…とか」
彼女の言っていることを理解する前に、彼女はその場から消えてしまった。
