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お題(三剣士同盟)

ギャグになりきれていないギャグです。
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「なぁなぁ、俺らの中で一番年上って誰だよ?」

「……ロイ、いきなり何?」

ロイの突然の質問にリンクはやる気なく聞いた。

「年だよ、と・し!ある国では年齢で上下関係があるんだってさ。だから」

「……ここでは関係ないと思うんだけど………。」

「でも、一体それぞれが何歳なのかは気になるね。」

2人の話を聞きつけたマルスがやってきた。

「それで、ロイ、君は何歳なの?」

「俺?俺は16だけど?」

「そう。じゃあ、君の方が年下だね。僕は18だ。」

「そ、そんなぁ……。」

マルスはロイの夢を一瞬で引き裂いた。

「だったらさ、」

比較的早く回復したロイはリンクに顔を向けた。

「お前は何歳なんだよ?」

矛先を向けられたリンクは軽くため息を吐くと思案した。

“……どっちの年言うべきだろう……?本当の年、かな?”

「おーい……年言うくらいでそんなに悩むなよ……。」

「………オレにはいろいろ裏事情っていうのがあるんだよ……。驚かないでよ?…………



…………………………10才。」

ロイとマルスは一瞬言葉を失った。

「り、リンク……いくら何でもそれはないよ………。」

「うん、俺が一番年下なのはよーく分かったよ………。気持ちだけありがたく受け取っとく……。」

リンクは案の定の展開にため息をついた。

「本当のことなんだけど………。」

今度こそ、2人は硬直した。そんな2人にリンクは再び深いため息をつく。

「さっさも言ったけど、いろいろ事情があるんだよ。今は本当の年よりも7歳上の姿なんだ。」

「そ、そうなんだ……。苦労してるんだね……。」

マルスがリンクの頭を撫でた。

「……だからって子供扱いしないでよ。」

リンクはマルスの手をのけることこそしないが、ふくれている。

“7歳上って……あぁ………。”

「やっぱそうだよなぁ……。」

ロイは1人、落ち込んでいた。

「ロイ?どうしたの?」

「うんうん、こーなることはなんとなく見えてたよ……見えてたけどさぁ………」

ロイの様子を不審に思い、リンクがロイに声をかけたものの、ロイは完全に自分の世界に入っていってしまっていた。ずっと独り言を言い続けている。

「リンク、しばらくそっとしておいてあげなよ。どうやらロイが精神年齢も実年齢も一番低いようだから。」

「実年齢は俺のが上だろ!」

マルスの声が聞こえたらしいロイは、マルスに食って掛かった。

「はいはい、そうだね。」

マルスは意味ありげに微笑みながら、優しく返した。

「うぅ………。」

“そうだよ18で17で16だったら俺が一番下だよ!”

リンクはロイが悔しそうに唇を噛んでいるのを不思議そうに見ていたらしい。

END?













「ちょっと待て!!精神年齢が一番下ってどういう事だよ!?」

「いやだって、ロイ、君は自分のが年上だったら「命令を聞け!」とでも言うつもりだったんじゃないのかな?」

ロイは再びうなだれた。

「……ハイ、おっしゃる通りで……………。」




今度こそEND

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すみません、ノリだけで書きました………。多分いつか、同じネタやります、多分………。ちなみに、年設定は管理人が適当にしました。
→転載時追記:いつかは来ませんでした……。
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