短編の短編
フラグ回収話です。
集合しきれなかった人たちがやってきます。
―――――――――――――
集合から数日経ったある日のこと。
「おっはよー!」
マリオが元気良くみんなの部屋に入ってきた。ひとつため息をついて、ルイージが答える。
「おはよう……とは言っても、今何時だか分かってる?」
「ん?今か?10時過ぎだろ?」
それにルイージは力なく頷くだけにした。
“言ってもしょうがないや……。兄さんの寝坊は今に始まったことじゃないし……………。”
「そういえば、全員ここに集まってるか?」
マリオは唐突にそんなことを聞いた。
「全員はいないが……大体はいる。集めるか?」
律儀にフォックスが答えた。マリオは朝食を頬張りながら首を振った。
「別にいい。ただ、昨日ターマスから電話があってさ。今日、新しい参加者が来るらしいぞ。」
次の瞬間、辺りはしーんと静まりかえった。が、すぐにその沈黙は破られた。
「……もっと早く言ってよ。」
リンクの声だった。みんながそちらを見ると、リンクは見馴れない顔を5人連れていた。
「ピチュー!?」
「………ロイ?」
ピカチュウとマルスがはもった。ピカチュウは叫んだなり固まってしまっている。
「あー、メタだ!それにデデデも!」
一拍遅れて、カービィはにこやかに手を振っていた。
「知り合いか?」
スネークが尋ねた。マルスが頷く。固まったピカチュウの代わりにはプリンが答えた。
「ピカチュウとピチューは兄弟なのよ。」
「えぇー!?」
みんなが大声を出す。
「ピカチュウにこんなかわいい弟がいたなんて!」
ピーチはいつのまにかピチューを抱いていた。抱かれたピチューは嬉しそうだ。
「君らはカービィの知り合い?」
ネスが聞くと、二人は頷いた。
「そうだぞい。ワシはえらーい王さまなんだぞい。」
「遅れて失礼した。私はメタナイトだ。」
対照的な挨拶をした二人だった。そんな中、トレーナーは一匹のポケモンの前に立っていた。
「君は…ルカリオだね。」
「あぁ……。楽しそうだな。来たかいがあった。」
「どうやら全員おそろいのようですね。」
突然第三者の声がした。ターマスがいつの間にか来たのだった。そして、残りのメンバーも何事かと集まってきていた。
「これが今回お呼びしたメンバー、スマッシュブラザーズ。それではみなさん、交流と乱闘をお楽しみください。後日また連絡いたします。く・れ・ぐ・れも、仕事を増やさないでくださいね。」
ターマスはリンクを睨みつけると、パチンと指を鳴らしていなくなってしまった。
スマッシュブラザーズは、いよいよ本格的に動き始めた。
.
集合しきれなかった人たちがやってきます。
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集合から数日経ったある日のこと。
「おっはよー!」
マリオが元気良くみんなの部屋に入ってきた。ひとつため息をついて、ルイージが答える。
「おはよう……とは言っても、今何時だか分かってる?」
「ん?今か?10時過ぎだろ?」
それにルイージは力なく頷くだけにした。
“言ってもしょうがないや……。兄さんの寝坊は今に始まったことじゃないし……………。”
「そういえば、全員ここに集まってるか?」
マリオは唐突にそんなことを聞いた。
「全員はいないが……大体はいる。集めるか?」
律儀にフォックスが答えた。マリオは朝食を頬張りながら首を振った。
「別にいい。ただ、昨日ターマスから電話があってさ。今日、新しい参加者が来るらしいぞ。」
次の瞬間、辺りはしーんと静まりかえった。が、すぐにその沈黙は破られた。
「……もっと早く言ってよ。」
リンクの声だった。みんながそちらを見ると、リンクは見馴れない顔を5人連れていた。
「ピチュー!?」
「………ロイ?」
ピカチュウとマルスがはもった。ピカチュウは叫んだなり固まってしまっている。
「あー、メタだ!それにデデデも!」
一拍遅れて、カービィはにこやかに手を振っていた。
「知り合いか?」
スネークが尋ねた。マルスが頷く。固まったピカチュウの代わりにはプリンが答えた。
「ピカチュウとピチューは兄弟なのよ。」
「えぇー!?」
みんなが大声を出す。
「ピカチュウにこんなかわいい弟がいたなんて!」
ピーチはいつのまにかピチューを抱いていた。抱かれたピチューは嬉しそうだ。
「君らはカービィの知り合い?」
ネスが聞くと、二人は頷いた。
「そうだぞい。ワシはえらーい王さまなんだぞい。」
「遅れて失礼した。私はメタナイトだ。」
対照的な挨拶をした二人だった。そんな中、トレーナーは一匹のポケモンの前に立っていた。
「君は…ルカリオだね。」
「あぁ……。楽しそうだな。来たかいがあった。」
「どうやら全員おそろいのようですね。」
突然第三者の声がした。ターマスがいつの間にか来たのだった。そして、残りのメンバーも何事かと集まってきていた。
「これが今回お呼びしたメンバー、スマッシュブラザーズ。それではみなさん、交流と乱闘をお楽しみください。後日また連絡いたします。く・れ・ぐ・れも、仕事を増やさないでくださいね。」
ターマスはリンクを睨みつけると、パチンと指を鳴らしていなくなってしまった。
スマッシュブラザーズは、いよいよ本格的に動き始めた。
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