兄の自覚
貴方の名前
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
俺がキングの代わりになると誓ってから約五年経った。あの後本当にサイタマ式筋トレしたんだが……。
まぁ勿論のこと親には心配され、弟には泣かれたよね。サイタマの筋トレは基礎のトレーニングと言っても差し支えないとはいえ小学一年生がやる内容じゃないし。俺もきっと厳しい道になるんだと思っていたんだが……。
「お兄ちゃん、また力持ちになった?」
「そうだな」
これが意外と楽勝だったのだ。若いっていいな。
とまぁ冗談は置いといて。若いとかで済まされる話じゃないくらい俺の運動神経は良かった。都合のいい解釈をすると『転生特典』ってやつだろうな。
サイタマの筋トレをするどころか追加でほかの訓練までしても全然疲れないし、筋肉とか力の面ではもう頑張ることはないかもなと思うくらい強くなった。ワンチャンこれならサイタマに痛い!ぐらいは言わせれるんじゃねぇかとも思ってる。それって結構強くなってるよな?……あと考えうるは技術だ。
となれば。
「道場に入らせてください」
「小5がか?」
小5だけどさ、お願い。正座で向き合い、目の前にいるバングは不思議なものを見るように俺の顔を眺めていた。
いやん、そんなに見つめないで♡照れちゃうじゃん(真顔)。……これ俺が話始めないと進まない感じかな?ならばと、更に額を床に打ち付けてお願いをし続ける。やば、床凹んだ?
「バング師匠の流水岩砕拳を知りたいんです」
「既にかなりの強さを持っているように見えるがな。……生き急ぎすぎなんじゃないの?」
きゃー!生でバングに若者言葉使われた(?)うれぴー!!心の中がキャピキャピし始める。いやいや、そんなことしてる場合じゃなかったわ。
「私は最強にならなければいけないんです」
「……」
……だめ?ねぇねぇ、お願いおじいちゃん♡俺の頭上で唸るバングの声がする。てか土下座してしまったから迂闊に顔を上げられなくなってしまった、俺の馬鹿。
これじゃあ俺の道場入りを真面目に考えてるバングのご尊顔が見れねぇじゃねぇか。するとパンっと誰かの膝を叩く音がした。
「まぁ、好きにするがいいわい。弟子が増えるのはええことじゃ」
え、まじ?驚いて顔を上げると凛々しいバングの顔が俺を見つめていた。うっ好き。やっぱりバングなんだよなぁ。俺もかっこいいジジイになりてぇもんだぜ。
土下座の状態を解除して改めてバング師匠に向き合う。
「これから暫く、お願いします」
まぁ勿論のこと親には心配され、弟には泣かれたよね。サイタマの筋トレは基礎のトレーニングと言っても差し支えないとはいえ小学一年生がやる内容じゃないし。俺もきっと厳しい道になるんだと思っていたんだが……。
「お兄ちゃん、また力持ちになった?」
「そうだな」
これが意外と楽勝だったのだ。若いっていいな。
とまぁ冗談は置いといて。若いとかで済まされる話じゃないくらい俺の運動神経は良かった。都合のいい解釈をすると『転生特典』ってやつだろうな。
サイタマの筋トレをするどころか追加でほかの訓練までしても全然疲れないし、筋肉とか力の面ではもう頑張ることはないかもなと思うくらい強くなった。ワンチャンこれならサイタマに痛い!ぐらいは言わせれるんじゃねぇかとも思ってる。それって結構強くなってるよな?……あと考えうるは技術だ。
となれば。
「道場に入らせてください」
「小5がか?」
小5だけどさ、お願い。正座で向き合い、目の前にいるバングは不思議なものを見るように俺の顔を眺めていた。
いやん、そんなに見つめないで♡照れちゃうじゃん(真顔)。……これ俺が話始めないと進まない感じかな?ならばと、更に額を床に打ち付けてお願いをし続ける。やば、床凹んだ?
「バング師匠の流水岩砕拳を知りたいんです」
「既にかなりの強さを持っているように見えるがな。……生き急ぎすぎなんじゃないの?」
きゃー!生でバングに若者言葉使われた(?)うれぴー!!心の中がキャピキャピし始める。いやいや、そんなことしてる場合じゃなかったわ。
「私は最強にならなければいけないんです」
「……」
……だめ?ねぇねぇ、お願いおじいちゃん♡俺の頭上で唸るバングの声がする。てか土下座してしまったから迂闊に顔を上げられなくなってしまった、俺の馬鹿。
これじゃあ俺の道場入りを真面目に考えてるバングのご尊顔が見れねぇじゃねぇか。するとパンっと誰かの膝を叩く音がした。
「まぁ、好きにするがいいわい。弟子が増えるのはええことじゃ」
え、まじ?驚いて顔を上げると凛々しいバングの顔が俺を見つめていた。うっ好き。やっぱりバングなんだよなぁ。俺もかっこいいジジイになりてぇもんだぜ。
土下座の状態を解除して改めてバング師匠に向き合う。
「これから暫く、お願いします」
5/5ページ