こんばんは
イラスト集ってあとがきがないので
なんとなく当時の制作のこととか文面で残してみます
（かなり長いです）

お手に取ってくださった方、有り難うございました！


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自分、リアルな情景の一瞬を描くのが好きなんですが
「閃光」はまるで二人だけの世界をテーマにしつつ描いたので
それが色濃く出ているかなと思います

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■描き始め
個人的にイラスト集は大きければ大きいほど嬉しい派なので
「でかい特装わがままイラスト集」が作りたい！
という気持ちがまずあって、そこから描きたいシチュを上げていきました。
高仕様にするからには中のイラストは全部新規にしたいし
ガチ絵だけにするぞ！という気持ちと裏腹に
スケジュールやばいなあ,,,と焦りがすごいあった....

■装丁のこと
二人の限られた尊い時間を出すためにエモい特装を探していた時に
偶然推しのアルバムについてたムックの紙が物すんごいかわいくて
「え、絶対これが良い！！...でも紙の名前ﾜｶﾝﾈ....」
とメモでついったに投稿したところ相互さんが教えてくださったのです...神
海に日があたった時に見える光の揺らめきみたいで
とてもお気に入り...角度や光の当たり具合でも見え方が変わって綺麗でかわいいです。
全面（白い部分）に乗せるか悩みましたが、
イラスト部分だけの方が閉じ込めた思い出という感じがより出るなとあの形になりました。
とにかく特別な一冊にしたくて、本文の紙もかなり厚めでこだわりポイントです。
今回の印刷所さん初めてでしたが、
すごく色々相談に乗ってくださって心強かった...大感謝です
あ、ちなみに「ヴァーグ」という紙です。

■本文のこと
ブロックごとで繋がって見えるように構成しています(一応。。。。)
（ネクタイの色違うとかは置いといてね！！）

【①シガレットキス/車内/ベッド】
ある週末、クラピカの夜の予定を抑えてバーに
→夜も深くなりタクシーに乗ってホテルへ→蜜月

【②海/レオリオの顔/クラピカの顔】
疲れ果てたクラピカをレオリオが海へ連れ出す
まるで夢の中にでもいるかのような絶景
（オレンジでも黄色でもないはっきりしない淡い色の空が、二人の関係性を表しています）
ボスになってからのクラピカは笑顔を見せることが全くなくなってしまったので、
笑っている顔を描くことがほとんど無いのですが(あまり想像ができない)
けどこのイラスト集ではどうしても最後は笑ってほしかったです
いわゆる満面の笑みでは無いけれど
太陽みたいなレオリオに向ける羨望の眼差しと
彼の隣にいれるときだけ感じる安堵が入り混じった絶妙な表情になりました。
(このなんとも言えない顔にする加減が難しかった...)

■総括
自分はやっぱりこの二人の距離感や関係性の絶妙さが好きだなと実感しました
ハンター試験の同期、とも
友達、とも
仲間、とも言い難い
それ以上に深層の部分で互いに惹かれあっているような...
信頼で結ばれた名前のつけようの無い関係性がむず痒くて好きです
クラピカの事を放って置けなくてお節介しちゃうレオリオ(多分..確実にクラピカの事好き(諸説あり)(幻想))と
血塗られた自分の人生に彼を関わらせたくないという思う反面、
レオリオに特別な感情を抱く(幻想)クラピカ
のすれ違いがまじで切ねえ。本当に好きですね....
クラピカの隣にレオリオがいてよかったって思う一方で
隣にいることがクラピカにとってかなりキツイことにもなりうる？
とかマイナスなことも考えてしまう。。


話が逸れました！

完全再販は難しいけど要望があれば
仕様を変えて再販もあり得るのかなと思ったり思わなかったり...

でもこういうちょっと特別なイラスト集、また作ってみたいな


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あっという間に約1週間後に連載再開ですね！
ワクワク、、ドキドキ..こわ
うん、でも今はただただ、楽しみ
誰の活躍が見れるかなー？話はどうなるんだろう