0巻の内容が含まれる御本を読んだ
改めてクラピカの抱えるモノの大きさが常人に計り知れないもので
言葉には表せないほどの苦しみを背負って生きているのだと
改めて痛感した... そんな中読み返した0巻
外の世界に行きたいという「夢」から、
パイロの足を直してくれる医者を探すの「目的」を見つけ、
よくなったら二人で旅に出ようと「約束」をした。
そんな希望に満ち溢れた未来を破り捨てるかのように惨劇が起きた
一人の子供が抱え切れるものでは到底無く...

原作では事件発覚は黒背景のモノローグで語られているけど
街の新聞で恐らく知っただろうクラピカの隣にはもちろん誰もいなくて、
独りで自分の心身をどうしていったのだろう
一度森に戻って惨劇の跡を目の当たりにしたのか？
きっとクラピカは事実をこの目で確かめないと気が済まずに訪れたと思う...あまりにもキツすぎる
努力もあったがトントン拍子に物事が進んで、
自分一人が外に出て＝良い事が起きたから
その代償というわけか？
あの時長老の言う事を受け入れて外になんて出なければ、
なぜオレ一人だけなんだ、
なぜ生き残ったのがオレなんだ
自分も一緒に死んだ方がマシだった
そんなことをグルグルを考えて自分のせいにもしていそうだ

パイロとの約束に向かって外に出て
輝かしい夢を掲げてそれを生きがいにしていたのに、
かつての夢が無くなって
身を粉にして同胞の復讐をすることが生きる目的になる
こんなにしんどいこと、あるのだろうか。。。。

たくさん悲しい思いしたから
お願いだから絶対に原作で報われてほしい。。。