意気自如
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「相澤ちゃん、今年は除籍出さなくて済むといいね」
「んなもんそいつら次第だ」
セイが手に持ち眺めていたのは1-Aの学籍名簿で生年月日、学歴、個性までこと細やかに載っている
入試が終わり、ついに雄英は春を迎えた
「よし、俺は寝る
クラスまで連れてけ」
「えっ本気で言ってんの?」
「時間が惜しい、はよ」
「マジだこいつ…」
本当に寝袋に入り寝てしまった相澤をセイの個性で浮かせ教室へと向かう
「くそぅ、本当に寝てやがる…」
「今日って式とかガイダンスだけかな?
先生ってどんな人だろうね、緊張するよね」
「近い…」
寝袋の中ですよすよ眠る相澤を横目に教室までたどり着くと、ドアの前で女の子が元気よく男の子に話しかけているところだった
「お友達ごっこしたいなら他所へ行け
ここは…ヒーロー科だぞ」
「あ、起きた」
いつのまにやら目を覚ました相澤はどこからともなく数秒で腹に入れることができるウォーターonゼリーを一瞬で吸い込む
(なんか!!!浮いてるぅぅ!!!)
相澤の突然の寝袋での登場に教室内は静まり返った
「ハイ
静かになるまで8秒かかりました
時間は有限、君たちは合理性に欠くね」
「初日ぐらいよくない?」
「ダメ」
(先生!!?)
「てことはこの人たちもプロのヒーロー…?」
(でも…見たことないぞ、こんなくたびれた人たち…)
「担任の相澤消太だ、よろしくね」
(担任!!?)
「副担任の
(副担任!!!!!???)
教室に入ってきたくたびれたおっさん二人の発言に生徒達は理解が追いつかないようだが、相澤達はどこ吹く風
「早速だが
「ほい、これお前さん達の分ね」
セイは一緒に運んで来たダンボールの中から一人ずつ体操服を手渡していくと、すこぶる目つきの悪い生徒が口をパクパクと開け閉めしていた
「ッテメェ!!!あん時の!!!!!」
「え、なに」