合縁奇縁
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「君に頼みたいことがあるんだ」
かの名門校、雄英高校の白いネズミなのか犬なのか熊なのか、もとい根津校長はそう言って机の上に一枚の紙を置いた。
その内容は教師として迎え入れるという採用通知だった。
「教師、ですか……俺が?」
紙を持ってそうボヤいたのは
「そうさ!
君もここの卒業生、僕達と一緒にヒーローの卵を育てないかい?」
「ヒーローねぇ……
まぁ日本に帰ってきたばっかで仕事探してたんでありがたいんですがね
でも俺は資格を持ってるってだけで教師の経験は皆無ですよ?」
「それなら大丈夫さ!
君には来年度から相澤くんが受け持つクラスの副担任をしてもらうからね!
彼とは旧知の仲だろう?」
「あー……まぁ」
そう言ってセイは頭を掻いた
「ひざしはともかく、相澤ちゃんには悪いことしたからなぁ」
「悪いことって?」
「俺、あいつらに何も言わないで渡米しちゃってまともに連絡も取ってなかったんですよ
だからかれこれ5年近く会ってなくて」
「そうだったんだね、じゃあ今日二人を呼んだのは不味かったかな!」
「えっ」
セイが固まると同時にドアがノックされた。
「どうぞ!」
「失礼しま…………は?セイ…?」