意気自如
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「…………………!!!」
セイと相澤よりも驚愕している人物が一人
「どーいうことだこらワケを言えデクてめぇ!!」
「うわああ!!!」
掌から爆炎を放ち詰め寄るのは爆豪だった
しかし突然体が浮かび上がり、掌の爆炎は消えてしまい緑谷に近づくのは叶わなかった
「本当にお前さん血の気が多すぎるよ」
「ったく何度も''個性''使わすなよ…
俺はドライアイなんだ」
「俺も目疲れるぅ〜」
(個性すごいのにもったいない!!)
セイの瞳孔が赤く光り動きを止め、相澤が再び個性を使うことで炎を消していた
「先生の前で喧嘩はご法度だぜ」
緑谷とは反対に体を向けて爆豪を空中から降ろすとまた向かっていくことはなかったが、緑谷を見つめる顔には怒りや焦りが浮かんでいた
「ほれ、次の競技に行きな」
「……………チッ!」
いつまでも動かない爆豪の背中をそっと押せば大きな舌打ちとともに次の競技へ向かい
それから数十分後
全種目を全員が終了した
「んじゃ、パパッと結果発表
トータルは単純に各種目の評点を合計した数だ
口頭で説明すんのは時間の無駄なので一括開示する」
相澤が端末を使い順位を開示すると同時に
「ちなみに除籍はウソな」
「…………!?」
「君らの最大限を引き出す、合理的虚偽」
少しの沈黙の後、本気で信じていた生徒から驚きの声が上がる
「あんなのウソに決まってるじゃない…
ちょっと考えればわかりますわ…」
「そゆこと、これにて終わりだ」
その後相澤が諸連絡を告げればそのまま職員室へと向かって歩き始める
「あー、相澤ちゃんが除籍勧告撤回するなんて初めてだったと思うけど…
運がいいね、お前さんたち」
「「「「「えっ」」」」
「じゃあ俺も職員室戻るから」
建物裏へと消えていった相澤を追いかけるとそこにはオールマイトもいた
「あれ、オールマイトさん何でこんなところに?」
「どうやらあの緑谷にずいぶんと肩入れしてるらしい」
ギクッと聞こえてきそうなほどオールマイトの体が揺れる
「………へぇ」
「見込みがない者はいつでも切り捨てます
半端に夢を追わせる事ほど残酷なものはない」
相澤はそのまま歩き去ってしまった
「……相澤ちゃんの言ってることは俺にもわかりますよ
見込みがないやつは何をやってもヒーローにはなれない」
「君は、まだ彼のことを…」
「さぁてね」
オールマイトの脳裏をよぎるのはセイを師と仰いだまだ若い青年
「やっぱ……合わないんだよなー」
セイと相澤よりも驚愕している人物が一人
「どーいうことだこらワケを言えデクてめぇ!!」
「うわああ!!!」
掌から爆炎を放ち詰め寄るのは爆豪だった
しかし突然体が浮かび上がり、掌の爆炎は消えてしまい緑谷に近づくのは叶わなかった
「本当にお前さん血の気が多すぎるよ」
「ったく何度も''個性''使わすなよ…
俺はドライアイなんだ」
「俺も目疲れるぅ〜」
(個性すごいのにもったいない!!)
セイの瞳孔が赤く光り動きを止め、相澤が再び個性を使うことで炎を消していた
「先生の前で喧嘩はご法度だぜ」
緑谷とは反対に体を向けて爆豪を空中から降ろすとまた向かっていくことはなかったが、緑谷を見つめる顔には怒りや焦りが浮かんでいた
「ほれ、次の競技に行きな」
「……………チッ!」
いつまでも動かない爆豪の背中をそっと押せば大きな舌打ちとともに次の競技へ向かい
それから数十分後
全種目を全員が終了した
「んじゃ、パパッと結果発表
トータルは単純に各種目の評点を合計した数だ
口頭で説明すんのは時間の無駄なので一括開示する」
相澤が端末を使い順位を開示すると同時に
「ちなみに除籍はウソな」
「…………!?」
「君らの最大限を引き出す、合理的虚偽」
少しの沈黙の後、本気で信じていた生徒から驚きの声が上がる
「あんなのウソに決まってるじゃない…
ちょっと考えればわかりますわ…」
「そゆこと、これにて終わりだ」
その後相澤が諸連絡を告げればそのまま職員室へと向かって歩き始める
「あー、相澤ちゃんが除籍勧告撤回するなんて初めてだったと思うけど…
運がいいね、お前さんたち」
「「「「「えっ」」」」
「じゃあ俺も職員室戻るから」
建物裏へと消えていった相澤を追いかけるとそこにはオールマイトもいた
「あれ、オールマイトさん何でこんなところに?」
「どうやらあの緑谷にずいぶんと肩入れしてるらしい」
ギクッと聞こえてきそうなほどオールマイトの体が揺れる
「………へぇ」
「見込みがない者はいつでも切り捨てます
半端に夢を追わせる事ほど残酷なものはない」
相澤はそのまま歩き去ってしまった
「……相澤ちゃんの言ってることは俺にもわかりますよ
見込みがないやつは何をやってもヒーローにはなれない」
「君は、まだ彼のことを…」
「さぁてね」
オールマイトの脳裏をよぎるのはセイを師と仰いだまだ若い青年
「やっぱ……合わないんだよなー」