阪神共和国
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
モコナの口に入った彼らを待っていたのは何かわからない空間
そして、眩い光と共に降り立ったのは新しい世界...
ーそこは"巧断の国"だった
到着という声と共に一行は降り立った
「ここが新しい世界ですかね?」
「そうみたいだねー」
「こいつら気失ってんじゃねーか、めんどくせえ」
「てか、ここ何処ですか?」
「モコナも知らない」
これからどうしようかと悩んでいると遠くからこちらを呼ぶ声がしてきた
「おーい!待ってたで」
「誰かの知り合いかな?」
「私は知りません」
「モコナも!」
疑問を抱きながら声をかけてきた男性について行くことにした
タオルで拭きながら眠りながら少女を抱えている少年を待つことに
「ぷうみたいな?」
「さ、、くら」
「突っ込んでくれない」
白い生き物はシクシクと泣きだした
「みたいなはいらないでしょ」
リオンを見ながらモコナは突っ込んでくれたー!とはしゃぎ出した
「さくら!」
意識がしっかりしてきた少年は少女の名を呼んだ
腕の中にいるのを見て安心したのかこちらにも意識を向けはじめた
「眠りながら離さなかったんですよ」
「濡れてたから一応拭いたんだけど」
「モコナも拭いたー!」
リオン、ファイ、モコナ、それぞれが彼に伝えた
「ありがとうございます」
「それで、えっと君の名前は?」
「小狼です」
「オレはファイ・D・フローライト。名前が長いからファイでいーよ」
すると金髪の青年はリオンを見ながら尋ねた
「それで君はー?」
「リオンです」
「そう、リオンちゃんかよろしくねー」
「それで、その黒い彼はなんて名前かなー?」
「確かに黒い...」
こちらを睨みながら言い放った
「俺は黒いのじゃねー!黒鋼だ!」
「"黒鋼"ねー?くろぽんとかくろりんって呼ぼうかー」
ファイがあだ名を考えているのを横目で見ながらリオンは笑っていた
黒鋼はファイと笑っているリオンを終始睨んでいた