別れ、そして旅立ち
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「俺の対価はなんだよ?」
「その"刀"」
すると、訝しげにしていた黒鋼は慌て出した。
「ああー!銀龍はやらねーぞ!」
侑子はおちょくりながら再度聞いた。
「あらいいの?異世界に渡るのは簡単じゃないわ、元いた世界に帰れないわよ?それでもいいならいいけど?」
「それにその格好でこの世界を歩いたらコスプレだと騒がれたり銃刀法違反で警察に捕まってテレビに映るわよ」
「けいさ?てれ?コス?」
「警察。社会公共の安全・秩序に対する障害を除去するために、国家権力をもって国民に命令し、強制する作用。また、行政機関。行政警察。広辞苑一版」
黒鋼が唖然としているなかリオンは続けようとした。
「テレビ、、、」
「いらねー!」
侑子もリオンもニコニコ笑っている。
「なーに、リオンが親切に教えてあげてたのに。で、どうするの?」
「ぜってー!呪を解いたら取り戻すからな!」
絶対に取り戻すといい刀を渡した
侑子は次にファイを見た
「あなたはその背中の"イレズミ"」
ファイは一瞬驚いた顔して杖を出した
「この杖じゃダメですかー?」
「だめよ、あなたにとって一番大切なものが対価になるんだから」
しょうがないという顔でイレズミを渡した。
「(あのイレズミ、魔力がこれ以上上がらないように術がかかってる。でも、言い換えればあれがなければ魔力を使い続けて自分より魔力を上回る人を出ないようにすればいいだけなのでは?)」
そんなことをリオンは考えていたがどうせ自分には関係ないと自分の番を待っていた。
「リオン、あなたの対価はその"ブレスレット"」
「はあー、やっぱりですか。仕方ありませんね、どうぞ」
そして、最後に侑子は小狼に聞いた
「小狼、あなたの対価は"関係性"」
「関係性?それはどうどい」
「あなたにとってこの子は何?」
「サクラは俺のいた国のお姫様で...大切な人です」
「そう、あなたにとって最も大切なのはこの子との関係なのよーーーだからそれを対価として貰う」
「それはどういう」
「たとえ記憶を取り戻したとしてもあなたに関する記憶は決して思い出せない」
「それでも行く?」
小狼は強い目でしっかりと覚悟を持って言った行きますと
そして、
「サクラは絶対に死なせない!!」
ー侑子は再び小狼に問う
「異世界に渡ることは想像以上に辛く、簡単なことではないわ」
「世界だってさまざま、例えばこの三人の世界。見て分かる通り服装も文化も違う」
「知っている人と違う世界で会うこともある。前回優しくても次では敵かもしれない」
「生活水準や常識、言葉が通用しないことだってある」
「それでも、羽を探すために世界へ行かなければならない」
「それでも行くのね」
「その"覚悟"と"誠意"しかと受け取ったわ」
「って!増えてるしー!」
四月一日が白と黒のぬいぐるみを持ってやってきた
侑子は白いのだけ差し出すと言う
「この子はモコナ=モドキ。この子があなたたちを異世界へ移動させてくれるわ」
「おい、もう一匹いるじゃねーか、その黒いのも寄越せ」
「この子は通信用よ」
「モコナがあなたたちを異世界へ連れって行ってくれるけれど何処の世界に行くかはわからない。だから、あなたたちの願いがいつ叶うのかはわからない」
「でも、この世に偶然はない。あるのは必然だけ。あなたたちが会ったのも必然よ」
侑子はモコナをあげる言う
「さあ、行きなさい」
モコナは飛び上がると光の翼を出し謎の言葉放った
「モコナ=モドキもドッキドキ!」
モコナの口に入る前にリオンは彼らに別れを言った
「侑子さん!ありがとう。四月一日!また逢える日まで!」
五人と一匹は異世界へと旅立って行った
彼らの旅が少しでも明るい未来になることを祈って侑子は呟いた
ーどうか、彼らの旅が幸が多からんことを
「その"刀"」
すると、訝しげにしていた黒鋼は慌て出した。
「ああー!銀龍はやらねーぞ!」
侑子はおちょくりながら再度聞いた。
「あらいいの?異世界に渡るのは簡単じゃないわ、元いた世界に帰れないわよ?それでもいいならいいけど?」
「それにその格好でこの世界を歩いたらコスプレだと騒がれたり銃刀法違反で警察に捕まってテレビに映るわよ」
「けいさ?てれ?コス?」
「警察。社会公共の安全・秩序に対する障害を除去するために、国家権力をもって国民に命令し、強制する作用。また、行政機関。行政警察。広辞苑一版」
黒鋼が唖然としているなかリオンは続けようとした。
「テレビ、、、」
「いらねー!」
侑子もリオンもニコニコ笑っている。
「なーに、リオンが親切に教えてあげてたのに。で、どうするの?」
「ぜってー!呪を解いたら取り戻すからな!」
絶対に取り戻すといい刀を渡した
侑子は次にファイを見た
「あなたはその背中の"イレズミ"」
ファイは一瞬驚いた顔して杖を出した
「この杖じゃダメですかー?」
「だめよ、あなたにとって一番大切なものが対価になるんだから」
しょうがないという顔でイレズミを渡した。
「(あのイレズミ、魔力がこれ以上上がらないように術がかかってる。でも、言い換えればあれがなければ魔力を使い続けて自分より魔力を上回る人を出ないようにすればいいだけなのでは?)」
そんなことをリオンは考えていたがどうせ自分には関係ないと自分の番を待っていた。
「リオン、あなたの対価はその"ブレスレット"」
「はあー、やっぱりですか。仕方ありませんね、どうぞ」
そして、最後に侑子は小狼に聞いた
「小狼、あなたの対価は"関係性"」
「関係性?それはどうどい」
「あなたにとってこの子は何?」
「サクラは俺のいた国のお姫様で...大切な人です」
「そう、あなたにとって最も大切なのはこの子との関係なのよーーーだからそれを対価として貰う」
「それはどういう」
「たとえ記憶を取り戻したとしてもあなたに関する記憶は決して思い出せない」
「それでも行く?」
小狼は強い目でしっかりと覚悟を持って言った行きますと
そして、
「サクラは絶対に死なせない!!」
ー侑子は再び小狼に問う
「異世界に渡ることは想像以上に辛く、簡単なことではないわ」
「世界だってさまざま、例えばこの三人の世界。見て分かる通り服装も文化も違う」
「知っている人と違う世界で会うこともある。前回優しくても次では敵かもしれない」
「生活水準や常識、言葉が通用しないことだってある」
「それでも、羽を探すために世界へ行かなければならない」
「それでも行くのね」
「その"覚悟"と"誠意"しかと受け取ったわ」
「って!増えてるしー!」
四月一日が白と黒のぬいぐるみを持ってやってきた
侑子は白いのだけ差し出すと言う
「この子はモコナ=モドキ。この子があなたたちを異世界へ移動させてくれるわ」
「おい、もう一匹いるじゃねーか、その黒いのも寄越せ」
「この子は通信用よ」
「モコナがあなたたちを異世界へ連れって行ってくれるけれど何処の世界に行くかはわからない。だから、あなたたちの願いがいつ叶うのかはわからない」
「でも、この世に偶然はない。あるのは必然だけ。あなたたちが会ったのも必然よ」
侑子はモコナをあげる言う
「さあ、行きなさい」
モコナは飛び上がると光の翼を出し謎の言葉放った
「モコナ=モドキもドッキドキ!」
モコナの口に入る前にリオンは彼らに別れを言った
「侑子さん!ありがとう。四月一日!また逢える日まで!」
五人と一匹は異世界へと旅立って行った
彼らの旅が少しでも明るい未来になることを祈って侑子は呟いた
ーどうか、彼らの旅が幸が多からんことを