天帝の傷痕

2つ目に書いた黛赤です。
「天帝ルート」を書いてる途中からすでにモリモリ湧き上がっていた色々なセリフ、シチュ等を精査もせず全て突っ込んだごった煮みたいだなと自分で思います。カプにはまりたての時しか書けないやつだな~と思いますが、そのノリと勢いだけの向こう見ずな感じが不思議と「え、好きかも…」「やだ、両思いかも…」と徐々に理性を失い距離を縮めていく恋愛初心者の不器用さ、未熟さとシンクロしている感じもします(いいように言った)。

余談ですが冒頭の「急いで走ってきたんですか?」と赤司くんが黛さんに尋ねるシーン、当初は「んなわけねぇだろ」云々と突っぱねる黛さんを書いていたんですがそこからびっくりするほど先に進まず、多分「突っぱねる」というのは自分の思い込みでありこの話の黛さんはそうじゃないんだなと思い頭を無にして書き直しました。そしたら「悪いかよ」と開き直ったうえにキレていたので、よくわかりませんがとにかく「あ~~~なるほど~~~」という気持ちになった記憶があります。
地味なエピソードですが、(自分の脳内の)黛千尋という男をなんとなく理解した瞬間でした。そしてそういう黛にキュンとする(自分の脳内の)赤司征十郎。なるほどね?

さらに余談ですが運動部の男子高校生にポトフはないよな、と思います。ごめんよ。

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