出会い…
私の名前は龍咲美穂(りゅうざきみほ)
…
といっても源氏名
本名は山中愛(やまなかあい)20歳
職業はキャバ嬢
性格は明るく誰とでも仲良くなれるマイペースでハッキリなんでも言っちゃうタイプそんな私に向いているのか不向きなのかキャバ嬢として働いてる事に天職だと思っていた
当時は今と違って呼び込みや客引きがそこまで悪い物にはなっていなかった。
うちのお店は毎日呼び込み役の女の子が自らお客さんを連れて店に入りその席につく
そんなお店に隣の市から派遣として働いていた1時間かけて大型バスで20人の女の子が通っている
派遣のキャストだけで営業しているお店は、お店側から気に入ってもらえればそのお店からの指名で毎日でも働ける。
但し気に入ってもらえれなければこの店がいいと会社に言っても行くことはできない。
厄介なのは派遣でも派閥があると言うこと…
これが本当に厄介…
店名は「ラウンジPREMIUM」
NO.1は北条ゆり
19歳の若さで入って1ヶ月でずーっとNO.1
綺麗で優しくて本当にいい子
NO.7は吹雪まりえ
最年長だけど客引きのレベルが半端ないお姉さん系
NO.3からは、全てまりえさんの派閥
そんな派閥の中でも、明るくて誰でも仲良くなれる私はまりえさんに初日から気に入られて「PREMIUM」の指名キャストになれている。
まりえさんは、オーナーと仲が良くて気に入った子は全てまりえさんがオーナーに話して指名キャストになれる。
ただ、オーナーはほとんど店に来ることはなく店長に任せている感じなのだ
いつもと変わらず1時間かけて店に到着。
ぞろぞろとバスから降りて店へ向かう。
NO.1のゆりちゃんは、地元という事もありNO.2の友達と毎日同伴
隣の市から来る私は、夜働けてればそれでいいって考えで同伴なんてしたことも無い
いつもの様にミーティングが終わり店の外にまりえさんと私を含めた数人だけ店の外にでてあちらこちらで呼び込みをする
夏はいいけど冬は地獄…ただ、なかなか楽しい
ってのは、他の店のボーイやキャスト同士でワイワイできるから
今は5月人もかなり多くて通る人皆に声をかけまくっていたそんな時に彼と出会った
数店のボーイに囲まれてる2人組を見つけたので話しかけにいった
美穂「ねーねー2人ともお店決まった?」
T「全然決まらないんだよなー」の問いかけに…
M「うん」
見た感じお金持ってそうなのがTなので私はひたすらTだけに話しかけた
美穂「絶対うちの店に来る途中だったんでしょー?」って適当な事を言うのは、お決まりだった
T「お姉さんが席についてくれるなら行くけど絶対つかないでしょー?」
美穂「全然つくしー寧ろつきたい♡」と言いながら腕を絡める…
心にもない事を言えてベタベタできるのも仕事だからだ
T「わかった!それじゃーコイツが行きたい店にするからコイツに聞いて!!」って言いながら
横でぼーっとしてるMをTは、数店のボーイと私達の前に押し入れてきた…
その言葉を聞いたとたん皆一斉に「うちでお願いします」「いやうちで」…取り合い状態
ここは、やはり女が強いと思い
美穂「ねー行こう?」と手をだして恋人つなぎして耳元で…
美穂「友達が払うから心配してるんでしょ?大丈夫だよ私なら他の店の人達みたいに高いお金払わせないから信じて♡」と話した…
M「いくら?」ぼそっとした声で聞いてきた
美穂「飲み放題5000円だけど4500円で女の子に飲み物出さなくていいって店長に言うから任せて♡」って答えるとMは、Tに
M「安いからここにしよう。いい?」その言葉にTが
T「お前が決めるとか珍しい!!それじゃこのお姉ちゃん達の店に行こー」
この言葉に心の中でやっぱり男は軽いなーって思った
行くとなったらこっちのもの2人と手を繋いで店にご来店♡
うちの店は客引きが話をまとめたらぼったくる事もしない良心的なお店
なのでもちろんキャストは、ノードリンク…なのでNO.外が席につくのは仕方ない( ̄▽ ̄;)
私もナンバー外なのでそのまま席につき2人の飲み物を聞いてボーイに注文
それからは、飲み屋のマニュアルみたいなもので
美穂「ねー、名前教えて〜あだ名でもいいよ」って名前から年齢から仕事何してるの?なんて聞いていく
T「俺はたつやでコイツがまさ」
美穂「たっちゃんにまーくんって呼ぶね」
たつや「地元でもその呼び名〜」「それじゃ逆に俺らはなんて呼んだらいい?」
美穂「美穂ちゃんかなw」自分でちゃんずけフレンドリーな接客が私のスタイルだからいつもそう
まさ「でもそれ、本名じゃないよね?」
当たり前だろーって思う質問に正直なんだこいつとしか思わなかった…
そこにたつやもかぶせてくる…
たつや「確かに本名教えてくれるならドリンク出すよ」って言うやついるよねーってぐらい何でもすぐドリンク出すから教えて〜とか触らせて〜とか…
美穂「やったー!本当に喉乾いててやばかったんだ〜だから言う〜笑わないでよ」と言いながら即答〜
美穂「あい…やまなかあいでーす」
まぁー損するわけじゃないし私はすぐ言う派
たつや「へーあいちゃんか〜」
地元でもちゃん付けされる事ないからなんか変な感じって思ってたら…
まさ「あいみ」え?なにその名前…思わず笑う
美穂「あいみってwww」「ほどこに行ったよーw」
たつや「いいじゃんwww変わってて」「って事であいみね!!決まり!!」
まーくんに付けられたあだ名で呼ばれる事になる
この後年齢も同じで一気に意気投合して時間がきた。
美穂「めっちゃ盛り上がったよねー本当に楽しかった逆に来てくれてありがとうね♡そろそろ時間だからチェックでいい?」
たつや「楽しすぎて時間早く感じた〜俺らもこの店きてよかった!番号交換しよーよ」
相手から言われなんてラッキーと思うとこだけど本当に楽しかったから嬉しかった。
たつやと番号を交換して…あまりにも楽しかったしテンション上がったりで…
美穂「まーくんも交換しよう!!」って2人と電話番号を交換して送り出した。
こんな軽い感じで出会った私たち店でほとんど喋ったのは、たっちゃんだったのに
まさかまーくんとここまで色々あるとはこの時の私には、予想もできなかった…
…
といっても源氏名
本名は山中愛(やまなかあい)20歳
職業はキャバ嬢
性格は明るく誰とでも仲良くなれるマイペースでハッキリなんでも言っちゃうタイプそんな私に向いているのか不向きなのかキャバ嬢として働いてる事に天職だと思っていた
当時は今と違って呼び込みや客引きがそこまで悪い物にはなっていなかった。
うちのお店は毎日呼び込み役の女の子が自らお客さんを連れて店に入りその席につく
そんなお店に隣の市から派遣として働いていた1時間かけて大型バスで20人の女の子が通っている
派遣のキャストだけで営業しているお店は、お店側から気に入ってもらえればそのお店からの指名で毎日でも働ける。
但し気に入ってもらえれなければこの店がいいと会社に言っても行くことはできない。
厄介なのは派遣でも派閥があると言うこと…
これが本当に厄介…
店名は「ラウンジPREMIUM」
NO.1は北条ゆり
19歳の若さで入って1ヶ月でずーっとNO.1
綺麗で優しくて本当にいい子
NO.7は吹雪まりえ
最年長だけど客引きのレベルが半端ないお姉さん系
NO.3からは、全てまりえさんの派閥
そんな派閥の中でも、明るくて誰でも仲良くなれる私はまりえさんに初日から気に入られて「PREMIUM」の指名キャストになれている。
まりえさんは、オーナーと仲が良くて気に入った子は全てまりえさんがオーナーに話して指名キャストになれる。
ただ、オーナーはほとんど店に来ることはなく店長に任せている感じなのだ
いつもと変わらず1時間かけて店に到着。
ぞろぞろとバスから降りて店へ向かう。
NO.1のゆりちゃんは、地元という事もありNO.2の友達と毎日同伴
隣の市から来る私は、夜働けてればそれでいいって考えで同伴なんてしたことも無い
いつもの様にミーティングが終わり店の外にまりえさんと私を含めた数人だけ店の外にでてあちらこちらで呼び込みをする
夏はいいけど冬は地獄…ただ、なかなか楽しい
ってのは、他の店のボーイやキャスト同士でワイワイできるから
今は5月人もかなり多くて通る人皆に声をかけまくっていたそんな時に彼と出会った
数店のボーイに囲まれてる2人組を見つけたので話しかけにいった
美穂「ねーねー2人ともお店決まった?」
T「全然決まらないんだよなー」の問いかけに…
M「うん」
見た感じお金持ってそうなのがTなので私はひたすらTだけに話しかけた
美穂「絶対うちの店に来る途中だったんでしょー?」って適当な事を言うのは、お決まりだった
T「お姉さんが席についてくれるなら行くけど絶対つかないでしょー?」
美穂「全然つくしー寧ろつきたい♡」と言いながら腕を絡める…
心にもない事を言えてベタベタできるのも仕事だからだ
T「わかった!それじゃーコイツが行きたい店にするからコイツに聞いて!!」って言いながら
横でぼーっとしてるMをTは、数店のボーイと私達の前に押し入れてきた…
その言葉を聞いたとたん皆一斉に「うちでお願いします」「いやうちで」…取り合い状態
ここは、やはり女が強いと思い
美穂「ねー行こう?」と手をだして恋人つなぎして耳元で…
美穂「友達が払うから心配してるんでしょ?大丈夫だよ私なら他の店の人達みたいに高いお金払わせないから信じて♡」と話した…
M「いくら?」ぼそっとした声で聞いてきた
美穂「飲み放題5000円だけど4500円で女の子に飲み物出さなくていいって店長に言うから任せて♡」って答えるとMは、Tに
M「安いからここにしよう。いい?」その言葉にTが
T「お前が決めるとか珍しい!!それじゃこのお姉ちゃん達の店に行こー」
この言葉に心の中でやっぱり男は軽いなーって思った
行くとなったらこっちのもの2人と手を繋いで店にご来店♡
うちの店は客引きが話をまとめたらぼったくる事もしない良心的なお店
なのでもちろんキャストは、ノードリンク…なのでNO.外が席につくのは仕方ない( ̄▽ ̄;)
私もナンバー外なのでそのまま席につき2人の飲み物を聞いてボーイに注文
それからは、飲み屋のマニュアルみたいなもので
美穂「ねー、名前教えて〜あだ名でもいいよ」って名前から年齢から仕事何してるの?なんて聞いていく
T「俺はたつやでコイツがまさ」
美穂「たっちゃんにまーくんって呼ぶね」
たつや「地元でもその呼び名〜」「それじゃ逆に俺らはなんて呼んだらいい?」
美穂「美穂ちゃんかなw」自分でちゃんずけフレンドリーな接客が私のスタイルだからいつもそう
まさ「でもそれ、本名じゃないよね?」
当たり前だろーって思う質問に正直なんだこいつとしか思わなかった…
そこにたつやもかぶせてくる…
たつや「確かに本名教えてくれるならドリンク出すよ」って言うやついるよねーってぐらい何でもすぐドリンク出すから教えて〜とか触らせて〜とか…
美穂「やったー!本当に喉乾いててやばかったんだ〜だから言う〜笑わないでよ」と言いながら即答〜
美穂「あい…やまなかあいでーす」
まぁー損するわけじゃないし私はすぐ言う派
たつや「へーあいちゃんか〜」
地元でもちゃん付けされる事ないからなんか変な感じって思ってたら…
まさ「あいみ」え?なにその名前…思わず笑う
美穂「あいみってwww」「ほどこに行ったよーw」
たつや「いいじゃんwww変わってて」「って事であいみね!!決まり!!」
まーくんに付けられたあだ名で呼ばれる事になる
この後年齢も同じで一気に意気投合して時間がきた。
美穂「めっちゃ盛り上がったよねー本当に楽しかった逆に来てくれてありがとうね♡そろそろ時間だからチェックでいい?」
たつや「楽しすぎて時間早く感じた〜俺らもこの店きてよかった!番号交換しよーよ」
相手から言われなんてラッキーと思うとこだけど本当に楽しかったから嬉しかった。
たつやと番号を交換して…あまりにも楽しかったしテンション上がったりで…
美穂「まーくんも交換しよう!!」って2人と電話番号を交換して送り出した。
こんな軽い感じで出会った私たち店でほとんど喋ったのは、たっちゃんだったのに
まさかまーくんとここまで色々あるとはこの時の私には、予想もできなかった…
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