夢日記

田舎の秘境の温泉地へ友達と旅行に行くことになった。

観光バスが来る。
運転手は厳つい黒人だ。同乗者も外国人旅行客しかいない。日本人は私達二人だけ。
まあ…何も無い秘境のド田舎に旅行しようなんて、よっぽどのワビサビ好きの物好きな外国人くらいしかいないよな…。

田舎道をバスが進んでいく。
次第に車のすれ違いができない細い砂利道になっていく。

フロントガラスに芋虫が落ちてきた。
木々に挟まれた田舎道だし落ちてもくるさと思ってたら、
運転手の黒人、邪魔な芋虫を退けようとまさかのワイパーを動かす。
潰れる芋虫。ウォッシャー出してワイパー。広がる芋虫。ウォッシャーとワイパーで何度も掃除する何食わぬ顔の運転手。
フゥ~~~さすが外国人、芋虫の退け方もワイルドだ!

目的地に到着する。
藁でできた屋根の家々、日本のお伽話に出てきそうな美しい田園風景だ。
バスから降りると、ワイルド黒人運転手が言う。

「帰リ、迎エノバス、来ナイカラネ! プラン無イ、安イツアーダカラ!」

聞いてないが!????
バス停もタクシー乗り場もなさそうだし、交通機関ある場所まで、バスで来たあの細い砂利道を歩いて下りなければならない…?

でもここまで来てしまったし、帰りの問題は後回しにしてどうにでもなれ~!
と、開き直ってたら目が覚めた。
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