1.動き出した物語
主人公の名前と設定
本棚全体の夢小説設定俺は諦めた…いや、逃げたのかな?
※いろんな選手と絡みあります、時系列バラバラの予感
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〜結婚式場〜
「うぁ〜…はぁ」
「・・・・・」スッ
「あ〜も〜」
「さっきからどうしたんですか?折角の晴れ舞台でしょうに」
俺の名前は語晶高校3年生だ…今日はアルバイト先で知り合った女性、志布戸未来さんの結婚式に呼ばれたから出席しに来たんだけどいざ来てみると未来さんはため息だらけ、みかねてどうしたのか聞いてみる事にした
「ん〜本当にこのまま結婚しちゃっても大丈夫なのかなって思っちゃってさ」
「好き同士で結婚したんじゃないんですか?」
「ん〜なんだろう、若干流されちゃったような気がするんだよね」
「流されるって…結婚ですよ?」
「ん〜わかってるよ?わかってるんだけどさぁ〜」
「はぁ…」スッ
今度は俺がため息をつく、本当に未来さんは流されやすいんだから
「ちょ、ちょっと待ってよ!どこに行っちゃうわけ?」
「どこって、そろそろ着席の時間なので…」
「うぅ〜」
「唸ってもダメですよ?…そんなに嫌なら逃げちゃえばどうですか?」パタン
俺はそう言って外に出た…バイト仲間が減るのは淋しいけど仕方ないよね、まぁあの調子なら直ぐに戻ってきそうだけど
「あれ?そういえば未来さん彼氏さんいた気がするけど…まぁ良いか」
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〜??の車の中〜
「で?」
「ん?」
「ん?じゃないですよ…なんで俺まで貴方に連れて行かれてるんですか?
「それは彼女に聞いてくれ、君の腕を掴んだのは俺じゃない」
「あはは、ごめんね?咄嗟に掴んじゃってた」
「はぁ〜笑い事じゃないですよ…この後のバイトに遅れちゃう」
未来さんが結婚相手と指輪の交換をしようとした時に突然彼女の腕を掴む青年が…彼は届け屋さんなんだって
「・・・花嫁確保、このまま依頼主の元へと連れて行く」
〈了解…後ろから煽りファミリーの奴等が追ってきてるぞ〉
「想定内だ…君も厄介なのに惚れられたな、いきなり結婚だなんてな、とにかく俺は今から君を空港まで連れて行く、依頼主は君の彼氏だ」
「あ・・・・」
未来さんは青年の腕の機械から出てきた彼氏さんの顔を見てまた表情を曇らせる、まだ何か抱えてるのかな?
「・・・どうした?嬉しくないのか??」
「ううん、そうじゃないけど…」
今日の未来さんはどうしたんだろう?いつもの明るさがなくて流石に心配になってきた
(・・・他人にハンドルを握られてるのが不満ってわけか)
(っ!・・・・・)
(あの〜お取り込み中すみません、何やら後ろが騒がしい気がするんですけど)