〜賢者の石の物語〜
主人公の名前と設定
本棚全体の夢小説設定俺は諦めた…いや、逃げたのかな?
※いろんな選手と絡みあります、時系列バラバラの予感
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~食堂~
「・・・いつまで食事会を続けるんだろう」
新入生の歓迎会はもう2時間が経とうとしてた、俺は余り食べないから1時間くらい前から暇になっていた
(うめぇ!なんだこれ)
(ティン、これも美味しいよ!)
ティンとパウは俺の前にある料理を夢中になって食べていた
「・・・ぇ?」
「あはは、ほら…口元に付いてるって」
「お…ぃ、ねぇ…」
「どっちも「ねぇ!」っ!?」
俺が2人との会話に夢中になっていると隣の人に大声で呼ばれた
「何ですか??」
「やっと気づいてくれた、さっきからずっと呼んでたのに」
そう言った先輩らしき人は笑っていた
「そうだったんですね、すみませんでした」
「いやいや、大丈夫だよ?今は気づいてくれてるんだし」
それから俺は先輩と色んな話をした…この学校についてや先生達についてね
・・・・・・・・・・・・・・・・・
~ハッフルパフ寮~
「え~っと、女子は左の階段で男子は右の階段だよ?荷物は運ばれてる筈だから」
食事会が終わった後、俺は先輩達に続いて寮までの道のりを歩いていた
「うわ…思ったより遠くて面倒くさいなぁ」
俺は明日から毎日この道を往復する…考えただけで嫌になってきた
(でたよ、晶のめんどくさがり)
(まぁ、いつもの事でしょ?)
「うるさい!」
俺がティン達と会話をしていると寮長が近づいてきた
「あっ…そうだ、晶・葉山君」
「はい、何ですか?」
「ごめん、言うのを忘れてたんだけど…実は君だけ一年生の部屋割りで溢れちゃって」
「・・・あらら」
「そ、それでね?三年生にも1人溢れた人がいるから2人で1部屋になっちゃったんだ…それでもいいかな」
寮長は申し訳なさそうに答えを聞いてきた、俺としては人が少ない方が楽だから…
「はい!大丈夫ですよ?」
普通に大丈夫だと頷いた
「本当に?ありがと~助かったよ」
部屋は二階だからすぐだよ?そう俺に伝えると寮長は自分の部屋に戻っていった
「・・・直ぐに部屋に行ってもなぁ」
まだ眠くない俺は本を読もうと談話室のソファに座った
「・・・あ、そう言えば食堂の先輩、名前聞くの忘れてた」
まぁいいや、また直ぐ会えると考えたから改めて本を開いた
(お…ぃ)
(・・・・・)
(お~い!)
(っ、はい?)
(あはは、また直ぐに気づいてくれなかった)
(先輩…おどかさないでくださいよ)
(ごめんごめん、中々部屋に来ないから探しに来たんだよ)