〜賢者の石の物語〜
主人公の名前と設定
本棚全体の夢小説設定俺は諦めた…いや、逃げたのかな?
※いろんな選手と絡みあります、時系列バラバラの予感
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~食堂~
「晶・葉山!居ないのですか!?」
「あ、すみません…読書に夢中でした」タッ
俺は少し早足で前に出た…先生は呆れた顔をして帽子までの道を開けてくれた
「頑張れ晶!」
「あはは…何を頑張るの」
俺はハリーに返事をして帽子を被った
「ん?…おぉ、君は葉山家のものだな」
「よくご存知で…流石ですね」
組分け帽子さんは直ぐに俺の名字を当てた…
「ふぅむ…君のお父さんはグリフィンドール、お母さんはレイブンクローだったが、実に難しいな」
「ふ~ん、2人とも違う寮だったんですね」
組分け帽子さんは俺をどこにするか…とても悩んで居た
「君は心優しいみたいだな…自己犠牲が強い」
「…そんな事ないですよ」
「ふむ、ならもし君の大切な人が無実なのにアズカバンに連れていかれそうになったらどうする?」
組分け帽子さんの質問に俺は直ぐ答えた…もちろん
「俺が悪者になります…それで大切な人が守れるならどんな事でも耐えてみせる」
「そうか…その意思が本物なら、君の行き先は決まったな、ハッフルパフ!!」
「ハッフル…パフ」
俺は組分け帽子の言葉を復唱した…ハリーやロンとは違う寮になっちゃった
「晶…」
「あ、ハリー」
俺がハッフルパフの席に座ると反対の机にはハリーがいた
「違う寮になっちゃったね」
俺がそう言うとハリーは少し泣きそうな顔をした
「うん…凄く残念だよ、僕は晶とも一緒に授業受けたかった」
「ハリー…大丈夫だって!たまに同じ授業とかあるみたいだし」
「だって…」
なんだろう、俺ってこんなにハリーに懐かれることしたっけ?
「別に暇な時は遊びに行くからさ?」
「本当に?約束だからね!」スッ
「うん!…約束」ギュッ
俺はハリーと指切りをした後自分のイスに座ろうとした、でも
「あ…」
「ん…あぁ!さっきはありがとうございます、助かりました」ギュッ
組分けの時に名前を呼ばれてることを教えてくれた人がまた声を掛けてくれた
「え、いやいやそんなに感謝される事はしてないよ」
俺がオリバーさんの手を握ると何故か焦り始めていた
「あ…そっか、そのネクタイ」
オリバーさんは僕のネクタイの色をみて少しがっかりしていた
「あぁ、違うクラスになっちゃいましたね、でも俺はグリフィンドールに知り合いがいるからよく顔を出すと思いますよ?」
そう言うと今度はオリバーさんが手に力を入れてきた
「ほ、本当?…じゃあ今度ほうきが使えるようになったら一緒に空を散歩しようよ!」
「はい!ぜひお願いします、楽しみにしてますね!(本当はもう飛べるけど…)」
俺は約束をした後ハッフルパフの机に着いた…取り敢えずお腹いっぱいご飯を食べないとね