〜賢者の石の物語〜
主人公の名前と設定
本棚全体の夢小説設定俺は諦めた…いや、逃げたのかな?
※いろんな選手と絡みあります、時系列バラバラの予感
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~孤児院~
「zZz…ん、んぅ」
「・・・ぃ、・・ろよ」
「ん~…うるさい」
「・・・」スッ
ゴンッ
「っ…痛ぃ、何すんだよビク兄」
今日の目覚めは最悪だ…俺は頭をさすりながら身体を起こした
「起きない晶が悪い…動物園に行く時間だぞ?早く着替えろ」
俺の横で腕を組んでいるのはビクトール兄さん、孤児院の先輩でダームストラング専門学校に通っている魔法使いだ
「え、まさかビク兄も行くの?」
「いや?俺はもう学校だからな、お別れだ」
「そっか…またね?ビク兄」ギュッ
俺はビクトール兄さんに抱きついた、次に会えるのは約1年後になるからね
「おぉ…やけに素直だな?大丈夫、また会えるさ」
そう約束して俺達は別れた…今日は動物園に遠足へ行く日だ
・・・・・・・・・・・・・・・・・
~動物園、爬虫類館~
「はぁ~…毎年同じ動物園、飽きちゃったよ」
(そうか?俺は結構楽しいよ?)
(僕も…毎年違う子がいるし)
「違う子って…交配でもするの?」
俺の服からペットのトカゲとヘビが出てきた、昔から爬虫類と話が出来る…これは誰にも言ってない秘密だ
((そんな訳ないだろ!!))
「分かってるよ、大丈夫だから」
騒ぐ2匹を服の中に戻して色々なヘビを見ていた…その時
「ねぇ、君お喋り出来るの?僕ヘビと喋るのは初めてなんだ!」
ヘビのいるガラスに話しかけている少年を見つけた
「・・・君もヘビと喋れるの?」
俺は初めて仲間を見つけた、その嬉しさから少年に声を掛けた
「うわぁ!?…おどかさないでよ」
後ろから急に声を掛けたせいか少年は心臓を抑えてた
「あはは!ごめんごめん、俺は晶、よろしくね」スッ
俺は少年に手を出して握手を求めた
「ぼ、僕はハリー…ハリー・ポッター、よろしく」ギュッ
ハリーポッター…彼はそう言って手を握ってくれた
「ハリーか…よろしくね」
彼の名前を聞いたことがある…魔法界では有名だから
「う、うん!」
よろしく…俺がそう言うとハリーは嬉しそうな顔をした
「あ、パパーッママーッ!!ヘビが動いてるよ!」ドンッ
「ゔっ!」ドサッ
「だ、大丈夫?ハリー」
「・・・うん」
俺は地面に倒れたハリーの側によった…あの男の子は何なんだ
バシャーンッ
「た、助けて!パパッママーッ!!」
「うわ…ガラスがなくなってる、これってハリーがやったの?」
「え?いや、なにもしてないよ!僕じゃない」
少し慌てたように首を振るハリー…成る程、どうやら無意識で魔法を発動しちゃったみたいだね
(ありがとう、ハリー・ポッター)
(うわ!ハリーにお礼を言ってるよ)
(え?晶もヘビの言葉が分かるの?)
(うん、まぁね)
(凄い!ねぇ良かったら話しでも)
(あ、でもハリーの保護者が来ちゃった)
(本当だ・・・また、会える?)
(もちろん…そう遠くないうちにね)