〜賢者の石の物語〜
主人公の名前と設定
本棚全体の夢小説設定俺は諦めた…いや、逃げたのかな?
※いろんな選手と絡みあります、時系列バラバラの予感
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〜空の上〜
「はぁ〜…気持ち良いなぁ」
俺は今箒で空を飛んでいた…勿論先生から許可を貰ってね
「あはは、こんなに早く約束が叶うなんてな」スッ
そう言いながら俺の頭に手を置いてきたのはオリバーさん、2人で空を散歩しているんだ
「ふふっ実は昔から乗れてたんですよ?内緒ですけどね…俺には兄がいて」
俺はビク兄と特訓していた事をオリバーさんに話した、ビク兄とオリバーさんってばどことなく似てるんだ
「そうだったのか…それなら早く教えてくれてもよかったのに」
「ダメですよ、俺ってば変に目立ちたくないですもん」
「そ、そうだな(もうだいぶ目立っているって事は秘密にするか)」
「♪〜♪♪」
気持ち良くてつい歌を口ずさんでいたんだけど
「ぴぃ〜」「ぴぴっ!」「ピュルルゥ」
「っ、晶?」
「えっ?…あぁまた君たち?」スッ
俺が歌うといつもこの小鳥達がやってくる…みんなをひとなでした後地面に足をつけた
「・・・・・」
「?オリバーさん、どうか「晶!!」は、はい?」
オリバーさんは俺の両手を掴んで顔を見てきた、ちなみに彼の顔は真っ赤だ
「っ、あの…もし良かったらなんだが」
「?はい」
「お、俺の…いや、晶にはまだ早いかな」スッ
何かを言いかけたオリバーさん、でも途中でやめて再び頭に手を置いた
「?なんなんです、一体…あ、もうこんな時間ですよ」
よく分からないけど頭を撫でられるのは嫌いじゃない…オリバーさんにそろそろ帰ろうと提案しようとしたんだけど
「晶…」チュッ
「?オリバーさん、なにを…」
「今はこれだけ、な?…次は星空でも見に行こうぜ?」スッ
彼は俺のおでこにキスをした…何故してきたのかはよく分からないけど次の箒でのお出かけを約束してくれたからまぁいいかな?
(そういえばクリスマスはどうするの?)
(え?あぁ…一度孤児院に戻ろうかなと、シスターも子供達も待っているので)
(そうか…ならまた少しの間会えなくなるんだな)
(オリバーさん…)スッ
(っ!?晶?)
(大丈夫…またすぐに会えますよ、ね?)
(・・・あぁ、そうだよな)ギュッ