〜賢者の石の物語〜
主人公の名前と設定
本棚全体の夢小説設定俺は諦めた…いや、逃げたのかな?
※いろんな選手と絡みあります、時系列バラバラの予感
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~女子トイレ~
「ぶぉお!!」ブンッ
「っ、危ない!プロテゴ!!」ピッ
ガンッ
「きゃあっ…え、私の頭上で止まってる?」
俺の呪文はなんとかハーマイオニーに掛かった
「ふぅ~…間一髪だったね、後は任せたよ!ハリーとロン」
もう大丈夫だと思った俺は2人に任せることにした…
「「う、うん!」」
・・・・・・・・・・・・・・・・・
~女子トイレ前~
「ぷっ!…ハリーの杖が、くくっ」
「ちょっと!笑わないでよ晶…結構ショックなんだから」
「・・・ありがとう、助かったわ」
「べ、別に君を助けに来たんじゃないから….」
俺達は何とかトロールを倒した…ロンがウィンガーディアム・レヴィオーサを唱えてこん棒をトロールの頭上に落としたんだ
「・・・でも自分のこん棒が落ちたくらいで気絶なんて、弱いなぁ」
俺達がそんな会話をしていると…
「あぁ、あっ!まぁ、なんてことでしょう!どういうことなんですか、説明なさい!」
マクゴナガル先生とクィレル先生がやって来た
「あのっ…」
「その…つまり…」
ハリーとロンは言い訳を考えるのに必死だ…あ、ハーマイオニーの顔に傷が、女の子に傷は似合わないよね
「私の「エピスキー」っ、せいなんです、先生」
「なんですって?ミス・グレンジャー」
「トロールを探しに来たんです。本で読んだから倒せると思って…でも、ダメでした、ハリーとロン、それに晶が来てくれなかったら今頃死んでました」
ハーマイオニーは俺たち3人を庇ってくれた…これでハリー達と本当の友達になれたね
「助けに来たのだとしても、とても愚かな行いでした。もっとよく考えて行動してもらいたいものです!ミス・グレンジャー、あなたには失望しました。グリフィンドールは5点減点です」
「「「・・・・・」」」
ハリー達は3人ともガッカリしていた…
「皆さん、判断力に欠けていますよ。あなたたち2人も無事だったのは運が良かったからです・・・1年生で野生のトロールを相手にして生きて戻れるのはそういないでしょう…よって5点ずつ2人に与えることにします、その幸運に対してです…それからミスター・葉山」
「?…はい」
最後の最後で俺の名前が呼ばれた…なんだろう
「先程ミス・グレンジャーの傷を治しましたね…お見事でした」
「は、はぁ…ありがとうございます」
治すタイミング、間違えたなぁ…そう思っていると
「先生!晶は私にプロテゴの呪文も掛けてくれました、失敗していたら今頃死んでます」
「は、ハーマイオニー…」
俺に対してのカバーは要らないよ…マクゴナガル先生の目はさっきよりも驚きで大きく開いていた
「まぁ…何と言う事でしょう、ミスター・葉山には呪文学を飛び級してもらう必要があるかもしれませんね…素晴らしい!ハッフルパフには15点与えましょう」
「えぇ~…飛び級は嫌だなぁ」
俺はその場に座り込んだ…なんか面倒くさい事になっちゃったよ
「さ、もう、行きなさい。トロールが起きるかも…」
クィレル先生に促された俺達は寮に向かって帰って行った
(凄いよ晶!15点も増えたんだよ?)
(うん…)
(それだけの価値はあるわ!1年生にはとても使えない高度な呪文を2つも唱えたんだもの)
(ハーマイオニーのお陰だな!)
(はぁ~・・・)