1.彼等との再会
主人公の名前と設定
本棚全体の夢小説設定俺は諦めた…いや、逃げたのかな?
※いろんな選手と絡みあります、時系列バラバラの予感
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〜学生ラウンジ〜
「・・・Zzz」
「あ!晶がもう来てるわ!!お待たせ〜」
「マナウ?…そっか、もうそんな時間か」
俺は特にサークルを見る事はせずにドーン先輩と話した後ラウンジに来て眠っていた
「も〜どうせサークルには参加しないんでしょ?相変わらずの無気力よね」スッ
そう言ってマナウは俺にピンクミルクをくれた
「ありがとう…まぁこれが俺だから、それにアルバイトも探さないとね」
親から援助はあるもののあくまで生活費だから他の事をするにはお金を稼がなきゃ、ね?
「まったく…やっぱりパパの言うとおり一緒に住めばよかったじゃ無いの」
実は日本にいる時にマナウの父親から一緒に住もうと提案があったんだけど俺は断っていた
「そこまでお世話になる訳にはいかないさ…それにお互い気を使う事になるし」
「気にしなくて良いのに…あ、そうだわ!今日はパパが一緒に食事をしようって貴方に伝えてくれって言ってたんだけど、大丈夫?」
「ん〜…うん、大丈夫だよ?」
「やった!!じゃあパパに伝えとくわね?」スッ
マナウはそう言うと直ぐに父親にメールを送っていた
「お?もう来てたのか…」
「ごめんね?もしかして結構待たせてた?」
マナウと一緒にお喋りをしているとティームとパームが2人でやって来た
「晶といたし大丈夫よ?」
「うん…全然待ってないよ」
再び4人揃った俺達は皆んなでお喋りを始めた…俺の隣にはイン、じゃなくてパームがいる…この感じが懐かしくて少し涙が出てしまった
「も〜…演劇部には女の子が沢山いたわ」
「演劇部なんだから当然だろ?男を見たければ水泳部に来いよ」
「暑い時に屋外なんて嫌よ…」
「俺の腕を見ろよ、真っ黒だ」
「・・・日焼け止め塗れば?」
「マナウ、なんかお母さんみたいだな」
「晶!?誰が母親よ!」
「「こんにちわ〜お母さん」」
「ちょっと、あんた達までやめてよ!」
「あはは…楽しいなぁ」
俺がふざけるとそれに便乗するティームとパーム、このまま4年間を平和に過ごせれば良いな…そう思っていると
キキィ…バァン!
「「っ!?」」
「あら…すごい音」
「事故かな?」
「っ、はぁ…はぁ」
ギュッ
「イ…パーム、大丈夫…大丈夫だからさ?ゆっくり深呼吸して?」
「っ、晶…」
皆んなが気を緩めていた時に突然の大きな音…俺は咄嗟にパームを抱きしめた…多分彼は苦手な筈だ、大きな音がね
「っ、うぅ…晶、晶」
「パーム…大丈夫、俺はここにいる」
俺の名前を呼びながら涙を流すパーム、俺はひたすらに大丈夫と言いながら背中をさすりつづけた