1.彼等との再会
主人公の名前と設定
本棚全体の夢小説設定俺は諦めた…いや、逃げたのかな?
※いろんな選手と絡みあります、時系列バラバラの予感
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〜???〜
(・・・よ!?・・・いっ!)
「ん…これって」
俺は夢を見ていた…過去の思い出のね
(止めんなよ…お前の父親が俺の大切な親友を奪ったからこうなったんだ)
(ソムキット!俺達だってあに(うるさい!)っ…)
(・・・ごめん、君に罪はないのに)
(ソムキット…何をする気だ?)
(きっと俺達は産まれてくる時代を間違えたと思うんだ…インやコーンも)スッ
俺は彼の頬を触った…そして
(お前は…生きて?そこのくたばりぞこないの親父さんと)パンッ
俺の人生は幕を下ろした
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
〜自室〜
ピピピッ
「・・・朝か」スッ
目覚まし時計の音で目が覚めた俺はすぐ起き上がった
「ん〜…今日は何色にしよう、入学式だから少し派手なのが良いかも」スッ
俺は独り言を呟きながら赤色のヘアバンドを手に取った
「やっぱり一人暮らしの方が気楽で良いや…今日はどんな日が待ってるんだろう」
此処はタイにあるアパートの一室…実家は日本にあるんだけど少し前からこっちで一人暮らしをしている、因みに今日から大学生になるんだ
「さぁ…2回目の大学生活は最後まで過ごせるんだろうか」カチャッ
その呟きを最後に俺はシャワーを浴びるためドアノブを捻った
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〜経営学部棟〜
「はぁ〜やっぱり広いな…日本とは全然違う」
俺は今日から経済学部の生徒になるんだけど少しだけ早く来たから色んな学部を見て回ることにした
「学部によって敷地も変わるんだよね…此処とかは特に来ることは無さそうだけど」ドンッ
「っ…」
学校の案内図を見ながら歩いていると誰かにぶつかって尻餅をつかせてしまった
「あ、ごめんなさい!地図に夢中で気がつかなかったです!!」スッ
そう言って謝りながら先輩らしき人物に手を差し出す
「いや…大丈夫だ、俺こそぼーっとしていたから」グッ
「っ!?」
180cmはある俺よりも身長が高い先輩…その顔を見た時に頭に映像が流れた
(あんた…本当にインを幸せにできるわけ?)
(・・・どうだろうな)
(はぁ?ふざけんなよ…)グッ
(冗談だって…本当にお前は過保護だな)
(…そりゃあ幼稚園からの腐れ縁だし)
「・・・・・」
「…おい、どうかしたのか?」
「っ!?なんでもないです、怪我がなくて良かった…じゃあ俺はこれで!!」ダッ
「あ、おい…ん?生徒証、彼奴のか」