1.彼等との再会
主人公の名前と設定
本棚全体の夢小説設定俺は諦めた…いや、逃げたのかな?
※いろんな選手と絡みあります、時系列バラバラの予感
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〜カフェテリア〜
「・・・はぁ」コトッ
俺は一限目をサボってドーン先輩に教えてもらった制服を着ているだけで無料になる学生カフェに来ていた
ピッ
「ええっと…このサイトから、ん?多分ここだよね」
慣れないスマホを使って学校に学生証の手配をしていたんだけど
「はぁ〜…これならマナウに頼んだほうが早かったかな」
「すまない、隣いいか?」
「ん?あぁ…どうぞ、っ!?」
俺がスマホと戦っていると隣から座って良いかと聞いて来た人がいたから顔を見たんだけど
「・・・また会ったな」カチャッ
「っ、何であなたが」
隣に座って来た人は俺が初日にぶつかってしまった先輩…ディーン、そして前世でインと付き合っていたコーンの生まれ変わりだ
「ふっ…経済学部、1年生の晶・ウィルポータン」
「なっ、なんで俺の名前」
「ほら…落としてたぞ?」スッ
ディーンはそう言うと俺が探していた学生証を渡してくれた
「・・・あぁ、先輩にぶつかった時に落としちゃったんですね、ありがとうございます」
「どういたしまして…これからは前を向いて歩けよ?」
「はい…」
「「・・・・・・・」」
要件は済んだはず…なのに何故か動かないディーンさん
「あ、あの…俺はこれで「俺達、どこかで会った事があるか?」っ!?」
学生証も戻って来たし別のカフェに行こうと席を立った瞬間にディーンが会った事があるか聞いてきた
「っ、いえ…初めてですよ?」
「本当に?…何だろうな、お前を見た瞬間に頬が痛くなったんだ」
バキッ
(ぐっ…)
(コーン!?大丈夫?…ソムキット!やりすぎだよ!!)
グッ
(っ、馬鹿野郎!!俺は…俺はお前だからインを預けたんだよ!距離を置きたい?親からの反対が何だよ!この腰抜け!)
「虫歯じゃないですか?」
「・・・・・」
昔を思い出しながらもとぼけた俺、ディーンはそんなわけないだろうと視線だけ向けてくる…記憶はなくても身体は覚えてるってやつかな?
「はぁ…先輩、日本に行った事は?」
「?…いや、無いが」
「じゃあ会った事は無いです…数日前から俺はタイにやって来たので、俺は日本のハーフなんです」
学生証…ありがとうございました、それだけ伝えると俺は今度こそカフェを後にした
「っ、あの人とはなるべく関わりたく無いかな?まぁパームと一緒にいたら無理だろうけど」