1.ドリームズに吹く新しい風
主人公の名前と設定
本棚全体の夢小説設定俺は諦めた…いや、逃げたのかな?
※いろんな選手と絡みあります、時系列バラバラの予感
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~選手用更衣室~
「・・・失礼しま~す」
俺は着替えと荷物を取るために選手の更衣室にやって来たんだけど
「え~まじで?」
「あはは、やば過ぎだろ!」
今日の試合が悔しくないのか若手の選手がみんな騒いでいた
「はぁ…こっちの身にもなって欲しいな」カチャッ
サインボールは今度にしよう、俺は着替えて直ぐに帰ろうと思ったんだけど
「お前ら…何がそんなにおかしいんだ?」
「「っ、すみません!」」
笑っていた人達に話しかけたのは今日デッドボールを当てていたチャン・ジヌ投手だった、てか
「怖すぎ…俺だったら泣いちゃうかも」グッ
荷物も持ったし帰るだけだ…そう思っていると
「おっ晶か、もう帰り?」
そう話しかけてくれたのはドリームズの内野手、クァク・ハニョン選手だった
「うん、本当は飲み会があるけどめんどくさいから」
「あはは、本当にお前は正直者だよな」
俺が正直に答えると彼は苦笑いに、そうだ!
「今日ファンの人にお詫びとしてハニョンのサインボールをあげたから欲しいんだけど今大丈夫?」
「あぁ…今日はひどかったからな、ちょっと待ってて」
直ぐにくれるらしく自分のロッカーに向かったハニョン、俺はその場で待機してたんだけど
「よぉ、広報チームの方が何のようで?しかも日本人が」
「・・・いつも来てるじゃん、その挨拶は飽きないわけ?ドンギュ」
俺のそばにやってきたのは今日ホームランを打っていたイム・ドンギュ選手だ、いつも俺をからかいに来る嫌な奴
バンッ
「ドンギュだと?さんを付けろよ、ドンギュさんってよ」
俺の横にある壁に手をついて脅してくるドンギュ、でも
「うるさいな…いちいち関わってくんなよ、面倒くさい」
俺も負けじとドンギュを睨んで威嚇する
「チッ、相変わらずムカつく奴」スッ
俺をからかうのが飽きたのかドンギュは別の選手の所に行こうとしたんだけど
「そうだ、サインボール頂戴?今日泣いちゃった男の子にあげたからさ」
「はぁ?・・・ほらよ」
彼は地元のファンには優しい…俺がファンの為にボールをあげたと伝えたらいつも新しいやつをくれるんだ
「どうも~」
「てめぇ、それが貰ったやつの態度か?」
やけに今日は絡みがうざいな…そんな事を思っていると
「お待たせ~、はい」スッ
ハニョンが戻ってきて俺の手にサインボールを乗せてくれた
(お、ありがとね?ハニョン)
(これくらいお安い御用だよ)
(俺とハニョンとの差がすげえんだけど?)
(気のせいでしょ?じゃあね)
(っ、晶!次あったら覚えとけよ!!)