4.let's go!アメリカ
主人公の名前と設定
本棚全体の夢小説設定俺は諦めた…いや、逃げたのかな?
※いろんな選手と絡みあります、時系列バラバラの予感
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~移動中、車内~
「うぉ~!!自然豊かですね!この辺りでキャンプとかしたら気持ち良いだろうな~」
「・・・・・」
「ね!皆さんもそう思いますよね!!」
「ったく、うるさいわよ?ジェヒ、キルさんに迷惑でしょ?」
「だって有給を返上して仕事をするんですよ?せめて移動中くらいバカンスを楽しみたいです」
「はぁ…安眠妨害だ、自分で働くって言ったくせにさ?」
「うぐ…分かりましたよ、静かにします」
目の前に広がる広大な景色に興奮するジェヒ、スンスさんは静かだしセヨンさんの言葉にも反論する、俺が最後にダメ出しするとやっと反省してくれたんだけど
「あはは、久しぶりの母国語が聞けて嬉しいですよ?」
「ほら!キルさんもこう言ってますよ!?これから帰るまでずっと聞かせてあげますからね?」
キルさんが嬉しいなんてお世辞を言うからジェヒは調子に乗ってまた喋り始めた、因みにキルさんの隣の助手席には俺が座っている
「はぁ…そこは静かにしててくださいよ」
「いえ…やはり会話の無い車内は面白くないですからね」
「そう言うもんですか…」
「あの、所で」
「・・・今は話せないです、他のスタッフもいるので」
「そうですか…でしたら今夜でも」
「ふっ…いいですよ?多分1人増えた事で貴方と同室になりそうなので」
俺とキルさんはそれ以降目的地に着くまで会話はしなかった…いつスンスさん達に聞かれるか分からないからね
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
~グラウンド、練習場~
バタッ
「さぁ、着きましたよ」
「お~…これはまた随分と広い」
少しして目的地に到着した俺達、あの後もずっと喋っていたジェヒはまだまだ元気が有り余ってる感じだ
「此処にマイルスがいるのね」
「先ずは彼のお手並みを拝見ですね」
「・・・はぁ、仕事か」ザッ
張り切るみんなを横目に見つつ俺は1人でサボろうと後ろに下がったんだけど
「どうしたんですか、皆さん出発しますよ?」グッ
キルさんが後ろに立っていたせいで逃げることができなかった
「はぁ…何で後ろに」
「あはは、何となくですよ…そんなに嫌ならどうして球団スタッフに」
キルさんは俺の正体を知っている、だから球団スタッフを名乗ってる俺が不思議なんだと思う
「ん?まぁなんとなくですよ…仕方ない、張り切っていきますか」
(・・・・・)
(GM~)
(葉山さん、遅いですよ?一体何を)
(いや~ちょっといい天気だったので散歩を)
(・・・まったく、次どこかにいなくなったらずっと手を繋ぎますからね?)
(えぇ~…そんなこと言わずにもう繋ぎましょうよ!)ギュッ
(っ、デートの続きですか?)
(ん~…じゃあそう言うことにしておきましょうか)