4.let's go!アメリカ
主人公の名前と設定
本棚全体の夢小説設定俺は諦めた…いや、逃げたのかな?
※いろんな選手と絡みあります、時系列バラバラの予感
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~焼肉屋~
ジュゥゥ…
「・・・・・」
「そろそろだな…よし、焼けたぞ?」
「やったぁ!いただきま~す」
俺は元ドリームズの選手でブルペン捕手をしてくれていたキム・ギボムさんのお店に1人で来ていた
「よ~し…いっぱい食えよ?残したら許さねぇからな」
「ふふっ分かってますよ…ん~!!」
ギボムさんのお店にはできた当初からずっと通っている、もちろん1人でね
「全く…お前だけだぞ?ドリームズの選手が来ない日を教えろなんて言うやつ」スッ
ギボムさんはそう言いながら俺の皿に次々とお肉やホルモンをのせてくれる
「んふふ…だって俺は嫌われ者ですから」
「っ、そんなのお前の勘違いだよ…」
ギボムさんは優しいからいつもそう言ってくれる
「勘違いなんかじゃ無いですよ…俺は選手としてもスタッフとしても半人前です」
「っ、だったら選手として集中すればいいだろ!?」
「・・・もう良いんですよ、裏方でも俺はドリームズを支えられたらそれで」
「晶…」
「・・・さ!ギボムさんも一緒に食べ「ジヌはどうすんだよ」はぁ…」
ギボムさんの口からジヌさんの名前が出た瞬間、無意識にため息が出た
「彼奴…いつも此処に来たらお前の話ばっかりしてさ」
「・・・そうですか」
「ジヌは反省してる、そろそろ許してやってくれ!この通りだ…」
流石は今も昔も彼と1番の仲良しなギボムさん、ジヌさんの為に俺に頭を下げるなんて…でも
「こればっかりはどうしようもないですね…もう俺は彼とは関わらない、どうせまた同じ事の繰り返しです」チャリ…
「っ…晶」
「・・・もう此処にも来ない方が良いですね」
食欲の無くなった俺は机にお金を置いて帰ろうとした…でも
「本当にそれで良いのか?」
「・・・ヒョン」
「やっぱり絶対もう来ない、ギボムさんは信じてたのに…酷いですよ」
いつのまに来ていたのか俺が座っていたカウンターの直ぐ後ろにトゥギとミンホが来ていた
「ギボム先輩は悪くない…俺が絶対に言わないでくれってお願いしたんだ」
「・・・俺からしたら裏切られたんだよ?トゥギが悪いとかギボムさんが悪いとかどうでも良い」
「・・・相変わらず頑固なんだな」
「知ってたでしょ?何を今更」
じゃあね?そう言って歩こうとしたんだけど
「っ、ヒョン!あの…俺」グッ
今度はミンホが俺の腕を掴む
「・・・離せよ」
「い、嫌です…俺、謝りたくて」
「はぁ…勝手にすればとはメールしたけどさ?前みたいに戻るとは一言も言ってない」
「っ、ヒョン…このままは嫌です、僕はもっと貴方と」
「・・・・・」スッ
俺はミンホの腕を外して無言で店を出た…視界が少しぼやけた気がするけど、気のせいだよね?
(っ…はぁ、明日から海外で本当に良かった、これで暫くは選手とおさらばだし)