3.一年前の不正を探して
主人公の名前と設定
本棚全体の夢小説設定俺は諦めた…いや、逃げたのかな?
※いろんな選手と絡みあります、時系列バラバラの予感
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~野球グラウンド~
キィンッ
「・・・・・」
「おぉ~元気に野球をしていますね」
「ははは、懐かしいな~」
俺達3人は野球の練習グラウンドに来ていた…そして
「ウォンソプさんと久しぶりに会うから緊張してきた」
「な~に言ってるんですか?あんなに仲良くおしゃべりしてた癖に」
緊張している俺に調子に乗ったジェヒがウザ絡みしてくる
「・・・ジェヒうざい」
「そんなにストレートに言う事ないじゃないですか!」
「・・・ウォンソプさんと仲良しだったんですね」
「え?…あぁ、まあそうですね、昨日とか何も聞いてません?」
「はい、特には何も」
「そうですか…(良かった、後で口止めしとかないと)」ブーッブーッ
マナーモードにしていたスマホを確認すると
(今からイ・チャングォン選手の実家に入ります)
「セヨンさん…」
彼女も出来る事をしている、俺も頑張らないと
「「・・・・・」」
「ん?2人とも固まってどうしたんですか」
メールを返し終わった俺は2人に合流したんだけど何故か無言で固まっていた
「本当に、ありがとうございました。受け取ってください」
「いいえ、本当に大丈夫ですからって…参ったな」
2人の視線には女性から封筒を無理矢理受け取らされたウォンソプさんがいた
「・・・あ」
「・・・こんにちは」
「っ、ち、ちがうんですよ!誤解です」
「何がですか?」
「これは別に賄賂じゃなくて…」
「失礼します」スッ
スンスさんの登場に焦り始めるウォンソプさん、それじゃあ逆効果だよ…ジェヒが中身を確かめるために封筒を奪った、中には
「・・・8万7千ウォンです」
「っ!8万7千ウォンって」
賄賂とは程遠い金額に思わず笑ってしまった
「あ~…この間息子さんが試合中に怪我をしてしまったのでその時の治療代を肩代わりしたんです」
「・・・そうだったんですね」
「・・・・・」
「ん?お前は…」
「あ、ウォンソプさん」
「っ久しぶりだな!!元気してたか?」ギュッ
「グェッ…苦しいです、離してください」
俺の姿を確認したウォンソプさん、走って来たと思えばその勢いで抱きついてきた
(あ~…久しぶりの晶だ、すげぇ落ちつくわ)
(ぅわぁ~…相変わらずの仲良しだなぁ)
(・・・・・)
(ふっ、2人とも見てないで助けて下さい~!!)