3.一年前の不正を探して
主人公の名前と設定
本棚全体の夢小説設定俺は諦めた…いや、逃げたのかな?
※いろんな選手と絡みあります、時系列バラバラの予感
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~ドリームズ、オフィス~
「・・・・・・」カタカタッ
俺は2人と別れた後練習着のままで帰ってきた…他のスタッフは一瞬驚くものの直ぐに仕事に戻る
「っ、え!?晶さんですか?」
「は?何言ってんの…大丈夫?」
ジェヒがおかしな事を言うせいで眉間に思わず皺を寄せてしまう
「あんた…本当に選手だったのね、意外と良い身体してるわね」
隣にいたセヨンさんも俺の頭から足まで見てくる
「こう見えて家に帰ったら自主トレはしてますから・・・取り敢えず今日の会議内容を教えてもらえますか?」
2人に教えてもらった内容は前にスンスさんが見ていた一年前のドラフト会議だった
「なるほど…不正スカウトの可能性がね」
「そうなの、それでGMってばヤン・ウォンソプさんの元に出張したって訳よ」
「・・・ウォンソプさんの所に」
まずいな…彼は俺が日本にいた時のことを知っている、余計なことを言って無かったらいいんだけど
「それで、俺達は何をすれば良いんですか?」
「ん~…まぁ取り敢えずは通常業務でいいと思うわ?」スッ
言い終わるとセヨンさんは自分の机に…何か引っかかるものがあるんだろうか
「・・・さ、やろうかな」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
~病院~
「・・・はぁ」
「っ、痛…ぐっ」
俺は今、ドリームズのかかりつけの病院にいた、横になって治療を受けているのはお昼に練習をしたミンホだ
「先生、もっと痛くしてやって?自業自得だから」
「言われなくてもそうします」
「、ヒョン~」
俺がお医者さんと話しているとかなり痛いのか涙目でヒョンと呼んでくるミンホ
「・・・俺は言ったよね?アイシングして終わりってさ?」
「っ・・・すみません」
「野球辞めたいわけ?…もう少し賢い子だと思ってたんだけどなぁ」
「っご、ごめんなさい…」
謝るだけのミンホにムカつく俺…更に話そうと思ったら
「・・・落ち着いてください、葉山さん」スッ
ジェヒが呼んだのかスンスさんが背後から俺の肩を掴んできた
(っ、GM)
(此処はもう私とジェヒさんに任せて休んでください、明日も仕事なんですから)
(・・・はい)
(後…選手のメンタルを弱らせるのはスタッフの仕事ですか?)
(・・・いいえ、すみませんでした)
(あ、あの…晶さん)
(あはは…お疲れ様、ジェヒ)
(ヒ、ヒョン!)
(もう辞める…俺はお前の兄貴じゃないから、ヒョンって呼ばないで)