3.一年前の不正を探して
主人公の名前と設定
本棚全体の夢小説設定俺は諦めた…いや、逃げたのかな?
※いろんな選手と絡みあります、時系列バラバラの予感
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~グラウンド端~
「は~い、どうぞ」
「行きますよ!・・・ふっ」ビュッ
バシッ
「・・・迷いがない良い球だね、また速くなったんじゃない?」シュッ
俺と後輩選手のミンホは投球練習をしていた…誰にも見られない場所で
「いえ…もっと、もっと速くならないと」
トゥギが戻ったことで少しプレッシャーを感じてるみたいだ…こう言う時は
「大丈夫、ミンホはまだ伸び代があるし何よりも未来がある…あの老ぼれなんかと比べなくて良いんだよ?」
とりあえずトゥギと比べて勝ってる事を伝えたら大丈夫な筈
「えへへ、そうですかね?…ありがとうございます」
予想通りミンホは照れながら頭を掻く
「・・・さ!続きしようよ」
「!は、はい!!」ザッ
やる気があるのは良いんだけど少しオーバーワーク気味だな…そんな事を思いながら練習に付き合った、まさか見てる人が居るなんてね
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「っ、はぁ…はぁ」ビュッ
パシッ
「・・・今日はここまでにしよう」
「あ、あの…あと少しだ「だ~め」晶ヒョン」
案の定あと少しが長いミンホ…俺は言葉を被せて話を遮った
「それ何回目?野球が出来なくなっても良いなら止めないけど」
「っ…すみません」
ミンホはオーバーワークが原因で前までヒジを怪我していた、少しキツく言うと諦めてくれた
「もうミンホの身体は自分だけのものじゃない…ドリームズのファン達、そしておばあちゃん…みんなの為の身体なんだからね?」スッ
「っ・・・ありがとうございます」
元気が無くなったミンホの頭を撫でる
「じゃあ俺は片付けしたら仕事に戻るから」ザッ
「は、はい!お疲れ様でした」タッ
ミンホをアイシングさせる為に先に帰らせた俺、そこにやってきたのは
ザッ
「・・・誰が老ぼれだって?」
「ははっ、久しぶりにお前の野球姿を見たな」
「盗み見はよろしくないですよ?トゥギ、ジヌさん」
俺とミンホの練習を見ていたらしい2人のピッチャー、俺はそっけなく会話をする
(なぁ…お前はやっぱり選手になるべきだ、戻ってこいよ)
(・・・俺もそう思う、お前に球をとって欲しいんだ)
(・・・・・)
((晶!!))
(2人がどれだけ説得しても無理…もう俺に構わないで、話しかけないで!)
(っ、お前なぁ!!)グッ
(ヒョ、ヒョン!落ち着いて)
(・・・殴っても良いよ?あの時みたいにさ)
(なっ…お前)スッ
(っ、ケホッ…じゃあね?2人とも)