2.驚きのトレード
主人公の名前と設定
本棚全体の夢小説設定俺は諦めた…いや、逃げたのかな?
※いろんな選手と絡みあります、時系列バラバラの予感
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~会議室~
「まさか全員参加とは…何で俺まで」
俺は元々スンスさんに賛成してたから会議に参加しなくてもいいと思ってたのに…仕事が遅くなると愚痴をこぼしていると
「まぁまぁ、いいじゃないですか…晶さんもGMの顔は見たいんでしょ?」
「え、何で?」
隣に座ったジェヒが変なことを言ってきた
「だって最近何かとGMの部屋にいるじゃ無いですか…てっきりこい「ジェヒ!」痛っ!」
ジェヒの言葉を遮ってセヨンさんが彼の頭を叩く
「2人ともなんか変ですよ?」
「え、いや…そんな事はないわよ?」
「酷いな~…どうして殴るんですか」
「うるさいわね、これ以上余計な事を言うと喋れなくするわよ?」
「・・・すみません」
そんな会話をしていると
ガチャッ
「・・・では、会議を始めます」
スンスさんが入ってきた…いよいよだ
「・・・」カチッ
部屋の明かりを消したあとプロジェクターのスイッチを入れたスンスさん、はじめに
「イム・ドンギュ選手を放出する理由、ね」
「・・・はぁ」
俺は頬杖をつきながら文字を読む、隣ではセヨンさんがため息
「まず一つ目の理由は臆病な選手だからです」
「ハッ…」
「え…どういう事?」
セヒョクさんはドンギュが臆病だと言われた瞬間鼻で笑う、ジェヒは単純に理由が知りたいみたいだ
「・・・待ってください」スッ
スンスさんに意義があるらしく挙手をしたのは戦力分析チーム長のギョンテクさん
「イム・ドンギュ選手は今年の打率はドリームズの中でも1番です、そんな彼が臆病なわけが無い」
そう言ったギョンテクさん、まぁ普通はそう思うよね
「・・・打率がトップにも関わらず彼の勝利貢献度は3位、これがどういう事かわかりますか?」
「「「・・・・・・」」」
スンスさんが言った言葉に全員驚いていた…ちょっと面白いかも
「彼はここぞという場面に弱いんです…次に致命的な弱点です」
「・・・これは俺も分かる」
「え、何なんですか?晶さん」
ジェヒは俺の呟きが聞こえたのか尋ねてきた
「ん?あぁ…簡単な事だよ、ドンギュは暑さに弱い」
「暑さ、ですか?それがどうして弱点に」
「・・・考えてみたらすぐに分かるよ」
「毎年夏には順位が決まりますよね?…最下位がわかった後に打つホームランのどこに価値があるんですか?」
俺がジェヒに答えを教えてる間にスンスさんが正解を言う
(最後に彼の人柄です…彼は)
(・・・やばい、眠くなっちゃった)
(ちょ、ちょっと!今大事な会議中よ?)
(そうですよ!流石にまずいんじゃ)
(だい、じょう…ぶで、すzZZz)