2.驚きのトレード
主人公の名前と設定
本棚全体の夢小説設定俺は諦めた…いや、逃げたのかな?
※いろんな選手と絡みあります、時系列バラバラの予感
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~次の日、ドリームズオフィス~
prrr
「はい、ドリームズ事務所です…えぇ、まだ何とも言えないですね」
prrrr
「はい、ですからトレードをするにしても正しい情報はこちらから出しますので」
prrr
「また、貴方ですか?しつこいですよ!」
俺が出社して2時間…永遠に電話対応をしている、理由はもちろん
「そんな事はありえませんので!えぇ、ドンギュ選手はドリームズの誇りです」ガチャッ
ドンギュが余計な話を記者にしたからだ…どうせお金を渡して記事を直ぐに書いてもらったんだと思う
「・・・余計な仕事を」
「あ~もう!イライラする!!」
「ジェヒ?だめだよ、そんなにキツく電話したら」
「だ、だって…ずっと同じ質問ばかりで」
「でも同じ人じゃないでしょ?」
「う…すみません」
「大丈夫、次から頑張ろ?…はい、もしもし」
暫くすると
「ちょっと!GMはどこよ!?」
「どうして俺たちが尻拭いをしなきゃならないんだ!!」
とうとうミソンさんとチフンさんがキレた、そして
「GMに抗議しに行く・・・」
スカウトチーム長のセヒョクさんがスカウトチームを引き連れてスンスさんの部屋に向かった
「待って!私も行くわ?」バンッ
「俺も!みんなで行こう!!」
先程キレていた2人もついて行くとオフィスのメンバー全員がついて行き見事な大名行列に
「ちょ、ちょっと皆さん待って…いや、行きましょ!さぁ、早く!」
「はぁ…ジェヒ」カタッ
ジェヒは止めようとしたけど皆んなの勢いが強すぎてついて行ってしまった
「1番楯突いたこの私に良くもそんなことを言ってくれたわね?」グッ
よく見たらセヨンさんもジェヒの胸ぐらを掴んだ後に列へと合流した
「皆んなよくやるよね…その団結力を他の場所で発揮してくれたらな」カタカタッ
どうせ直ぐに戻ってくると俺は残業しない様にパソコン作業を進めた
「ふぅ~戻りました」
「あぁ、無駄足ご苦労さん」
「1時間後に会議室ですってそこでこのトレードの決着をつけるらしいわ」
「そうですか…良かったです」ゴクッ
やっと自宅に帰れる…安心した俺はコーヒーを一口
「ねぇ…あんたのその傷、もしかしてドンギュ選手が?」
「・・・今頃気がつくなんて、遅いですよ、しかもこれは本人からのプレミアです」
俺は苦笑いでセヨンさんの顔を見ながらふざけてみた…スンスさんが襲われた事で俺もっていう可能性に気がついたんだと思うけど
(っ、本当にごめんなさい!私、貴方の上司なのに…何も出来なかった)
(そんな事ないです…俺の怪我の心配はしてくれてたじゃないですか、ちゃんと伝わってますから)
(晶さん、俺も心配してたんですけど)
(うん、わかってるよ?片目が見えない俺のために資料を取りやすい位置に置いてくれてたでしょ?、ありがとう)