2.驚きのトレード
主人公の名前と設定
本棚全体の夢小説設定俺は諦めた…いや、逃げたのかな?
※いろんな選手と絡みあります、時系列バラバラの予感
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~GM室~
バンッ
「・・・失礼します」
「返事が無かったら入るのは待たないとダメですよ?葉山さん」
GMはデスクに荷物を置きながら仕事のモードで話しかけてくる
「すみません、GM」
「まぁいいで、す・・・その怪我」
スンスさんは漸く俺を見たと思えば直ぐに動きが止まる…そんなに酷いかな
「っ、ごめんなさい…少しだけ眠らせてくれませんか?」
「そんな、誰がこんな…まさか」スッ
頭の良い彼は誰がこんな事をしたのか直ぐに分かったみたい、あざに触れるスンスさんの手は震えてる
「っ、僕と警察に行きましょう」
「ダメですよ…」
「何故ですか、このままでは貴方が…」
いつもの余裕そうな顔が今は少し焦ってる様に見える
「大丈夫です…俺が少しの間我慢をすればスンスさんがトレードを成功させてくれる、ね?」
「ですが、んっ」
俺はスンスさんの口に指を当てて黙らせた
「お金になる選手は大事にしないと…あんなでも韓国の5番打者です、大スターを連れてくるには必要でしょ?」
「っ、わかりました…では私は貴方の為に出張に行きます、直ぐにでもトレードを成立させたいので」
「分かりました…じゃあこの部屋で少し寝てても大丈夫ですか?」
「えぇ…構いません、それと」
「はい?」
「・・・2人の時は敬語も無くしてください、その方が良い」スッ
そう言ってスンスさんは微笑む
「っ、ふふっ…ありがとう」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
~スタジアム前~
「…まさかあの後3時間も寝ちゃうなんて、お陰で残業しちゃった」タッ
俺は早く家に帰ろうと歩くスピードを速めたんだけど
キィンッ
「っ、この音….まさか」
良く知ってる音が少し奥から聞こえてきた…その方向に走り出したんだけど
「・・・家主を追い出す家政婦がどこにいる?」
「誰が家政「キィン」っ…」バンッ
「俺は11年間も球団に貢献してきた…それを来たばっかりの名ばかりGMが追い出そうとしている…」
「・・・・・」
「トレードを中止しろ!」キィンッ
「っ、「危ない!」晶さん!?」
バシッ
「っ、いった~…」
俺はドンギュの打ったボールを素手で受け止めた
「晶さん、何で無茶をするんですか…」
「でも…お陰で護れたでしょ?」
カランッ
「晶…何でそんな奴を」
地面に座り込んだ俺の手を握るスンスさん、ドンギュはバットを落として放心状態に
(…っ、ドンギュ、もうやめてよ)
(・・・朝もそいつの部屋に直ぐ行ってたよな、もう俺のものにはなってくれないのか?)
(何を言ってるの?)
(俺は…俺はお前の事(何の練習だ?)っ!)
(貴方は…監督)
(じゃあ俺はここで…)
(晶さん…)
(大丈夫です、選手の心のケアもスタッフの役目ですから)ダッ